6/14(金)稽古は1場の終わり

2024年6月14日 Posted in 中野note
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↑短い芝居なので、あっという間に1場の終わりです
キャスト合流がこれからで、代役を立てながらでもありますので
油断はできませんが


昨日に受けたタップダンス指導を経て、
今日からメインの稽古の前後にタップ練習の音が響くようになりました。
カタカタカタカタカタ。
これはもう反復練習なので、時には音響をリピートして踊ってもらい、
周囲もその練習をニヤニヤしながら眺めたりします。

そう。要するに芝居の中身がリンクするわけです。
なにせ、この『少女仮面』の設定は喫茶店。
そこに就職したボーイふたりが、コーヒー入りのカップを乗せたお盆を
歌って踊りながら運ばされる、有無を言わさずそれを強要されている
という状況だからです。

谷洋介さんと小島ことりさんという二人の俳優が同じ目に
遭っています。『少女仮面』に出ることが決まり、キャスティング
されてみたら、有無を言わさず、経験も関係なく、タップ練習に突入。
稽古場にストイックな雰囲気が漂い始めました。

メインの練習では、1場の終わりを稽古しました。
少女・貝と老婆がボーイ主任に煙たがられながらも喫茶店に居座り、
その甲斐あって、春日野八千代に遭遇するシーンです。

主任と貝の会話劇、せりふのやり取りにより交わされる闘いを
細かく成立させながら、途中で登場する水道飲みの男がどう
それまでの言葉に関連するのかも追いかけていきます。

椎野が7年ぶりに稽古場にいて、ト書きに指定された搭乗を
実現するために歩く練習をしてもいます。

そういう稽古場です。

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