6/22(火)虫の脅威①

2021年6月22日 Posted in 中野note
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1匹のカブトムシが、脅威となっています。

ことの起こりは2ヶ月ほど前。
息子を連れて近所のホームセンターに行ったところ、
カブトムシの幼虫をプレゼントされてしまったのです。

店員さんは開店時間にやってきた私たちに「先着10名様までですよ!」
と言う。当然、息子はその気になる。しかし、幼虫をもらうことは、
飼育用のケースと土を買うということに直結する。
これらはもちろん有料だし、さすがの商売上手。

それで、コツコツと飼い始めたのですが、
先日、見事に成虫になった。角があるので、
オスだということも初めてわかりました。

ところが、これが曲者だった。
カブトムシというものの腕力を、私たち家族はナメていました。
彼は自慢のツノで虫カゴの蓋を押し上げ、脱出をはかったのです。

自分以外の全員が寝静まった家の中に、
ブンブンという音、ゴンゴンと壁にぶつかる打撃音が響くのに、
初めは何の事か分からずにビビりました。
マジで、心霊現象かと思った。

その時は、さんざん暴れた末に靴の中に隠れていた彼を発見し、
こわごわ捕獲して、夜中のうちに元いた場所に戻しました。
しかし、朝になってみると、彼は再び天井を突き破って姿を消しました。

脱出口があったとすれば、新聞受けに新聞が突っ込まれている傍の、
わずか数センチの隙間のみ。彼がまだ家の中にいるのかどうか。
ひょっとしたらすでに死んでしまって、
どこかの隙間に転がっているのではないか。
そんなことを考えながら、最後に姿を見てから30時間が経とうとしています。

ところで、虫と唐さんといえば〜、という話題にいこうと思いましたが、
すでに長すぎているので、それは後日に改めて。

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