6/21(金)「劇空間を再考せよ」を再考せよ

2024年6月21日 Posted in 中野note
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「伊東塾」というイベントにお呼ばれしてきました。
劇場建築のコンサルタントやホールの指定管理、その他、
劇場に関する様々な事業を展開するTheatre Workshop代表の
伊東正示さんが行っている連続講座です。

講座の中で、私たち唐ゼミ☆も参加した2009年7月のイベントが
紹介されました。「劇空間を再考せよ」というタイトルを掲げ、
三田の建築会館中庭で行った催しです。

私たちはそこで、簡易の青テントをたてて『恋と蒲団』
という唐さんの短編戯曲を上演し、そのまま、当の唐さんを
メインのゲストにしたシンポジウムを行ったのです。
伊東さんの司会、一緒に、室井先生や、新宿梁山泊の美術を
手掛ける建築家の大塚聡さんも登壇し、たのしくおしゃべりしました。

映像を見ながら、あれから15年経ったこと、
今だったら『恋と蒲団』をもっと上手く活かした上演ができると
当時を振り返りながら思いました。
唐さんがテーマにした「匂い」を現在ならもっと上手く嗅ぎ取り
表現に変えられるようになっていると思います。
もういっぺん、あれをやるチャンスはないものか。

今日も同じように「劇空間」について話しながら、
そういう欲が湧いてきました。
忘れかけていた当時のポスターに再会して、記念撮影もしました。
呼んでくださったみなさんに感謝!

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