6/23(火)新宿映画観賞

2020年6月24日 Posted in 中野note
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関係者が終演後に出口でお客さんを送っていました。まるで芝居のあと。
この映画に誘ってくれた鳳恵弥さんもいます。

久々に映画を観てきました。
考えてみれば、映画館に行くのは年末に『クライングフリーセックス』
を黄金町シネマジャック&ベティで観て以来です。
学生時代は週に3回くらい行っていた時期もあったんですが、
半年に一本とは、情けない。

こういう情勢下なのでひと席ずつ空けての着席でしたが、
映画の場合まったく気になりませんね。
ガラガラの映画館もザラですから、むしろよく入っている印象でした。

『いつくしみふかき』という映画です。
30代の青年たちが一念発起してつくった作品で、
エンドクレジットに並ぶ名前の数の多さを見れば、彼らがいかに
のたうちまわって現在の一回一回の上映にこぎつけたのか一目瞭然です。
自分はこんなに追い込んで創作しているだろうかと、嫉妬させられました。

実際、長野県の飯田を舞台につくり手の熱気は滲み出ており、
悲喜劇の切り替えの巧さ、展開する長野の風景に魅了されました。
美術的な細部の詰めや台本の破綻などご愛嬌で、
かえってそのような破れ目が魅力になっている映画でした。

主演は渡辺いっけいさんです。
いっけいさんについて、私は小学生の頃に観た連ドラ『ひらり』の
イメージが強いのですが、それ以前は紅テントに出られていたこともあって、
唐ゼミ☆が新宿中央公園で行った『腰巻お仙〜振袖家事の巻』を
観にきて下さったことがあります。

詳細時期は未定ですが、いずれジャック&ベティにも来るようです。
周りの人間も誘いたいですし、もういっぺん確かめるように観たいと
思わせる映画です。

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