6/30(金)明後日から『夜叉綺想』
2023年6月30日 Posted in 中野note
↑写真だけ見てもとりわけ怪しい『夜叉綺想』のワンシーン。
2014年初夏の唐ゼミ☆公演。撮影は伏見行介さん。
室井先生の会が終わるとすぐに、翌日は相模湖交流センターに行き、
若手ピアニストコンサートを聴きながら、さらにその場で
さっきまで演奏されていた音楽のハイレゾ録音を聴きながら
語り合う、という珍しいイベントに立ち会いました。
週明けには県民ホールの仕事で小田原と横浜で撮影を行い、
街中で行う屋外撮影だったので、いつも天候との闘いで、
雨が降るのを心配したり、晴れだとしてもやたらと酷暑だったり。
ままならないものでしたが、各所を歩き回ってロケを終えました。
それから、同時並行的にフランス人のオルガニストをお迎えして
リハーサルを重ね、今日6/30が本番でした。
その間にも、唐ゼミ☆WSでは『二都物語』が終演し、
これは今までに行った未上演の台本の中で、特に発見に満ちた
体験でした。参加者の皆さんのおかげで、将来に『二都物語』を
上演するとしたら、どういう姿が理想的かはっきり見えました。
そして、主人公のリーランの特殊性も。
蒸し暑さに絡みつかれるような6月末をなんとか終えて、
明後日から始まる『夜叉綺想』本読みの準備を進めています。
この作品は名作系であるよりもトンデモ系で、
それだけにコアな魅力に溢れており、実際に上演した2013年初夏の
思い出もたくさんあり、記憶と思い入れの濃い作品です。
タイトルに「綺想」とあるだけあって、それこそ奇想天外な
魅力に溢れています。冒頭から始まったら、まずは青年主人公による
3ページの長せりふ!
これを少しずつ割って読んでもらうか、
ひとりの参加者に通読してもらうか、そんなことを思案するのも楽しい。
都こんぶ、という昔なつかしいお菓子がキーアイテムになるので、
明日に買いに行ってみようと思います。
ともかくも『夜叉綺想』!
ちょっと怖くて、唐さんの仕掛けた突飛な設定の数々が
脳内に絡みつく台本です。参加はこちらから!
http://karazemi.com/perform/cat67/post-18.html
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