7/15(金)夏の雑感
シェイクスピアの故郷を旅行して気づいたのだが、
Tシャツの数が足りない。私は毎週土曜日に洗濯することにしている。
が、手持ちの半袖が6枚しかない。
これまでは必ずに肌寒い日があったのだが、
遠出の時には洗濯日もズレ込むだろうし、余分も持って
おいた方が良い。というわけで、Tシャツを買い足した。
場所は気に入りのルイシャム・ショッピングセンター。
カフェやレストランが高いイギリスだが、服は高くない。
増して貧しき者の味方のルイシャム地区なので、
良いものが買えた。
しかし、英国ではほとんどのTシャツが柄モノかロゴ入りだ。
私には、どこのブランドやメーカーか分かるものを着るのが恥ずかしい。
やっと無地を見つけたと思っても、胸にポケットがついている。
Tシャツの左胸のポケットに何か入れている人を
私は見たことがない。あれは、なんのためについているのか。
さすがのロンドンも暑くなり、30度を超える日が頻発するように
なった。それに伴い、ダイアンが庭の植物を心配している。
最近の私は、通学前にアジサイに水をやるようになった。
根っこの部分だけでなく、葉っぱや花びらの部分に上から水をかける。
日本ならば根腐れするほどの量を容赦なくかける。
それでも、あっという間に乾燥する。これが英国の気候だ。
語学学校では、トルコ人の女子がやたらと話しかけてくるようになった。
彼女の上半身は常に水着のような格好だが、手にはいつも毛皮の
カーディガンを持っている。暑さ寒さに極端で、中間部が全くないのが
面白い。露出度の高いロンドンの人々の中でも、彼女の極端さは
際立っている。
辛いものが食べたくなってインド料理屋に行くと、
今日は店員だけでなく、オーナーもいるのを発見する。
彼は面白い人で、店に入る時、食べ終わって出る時、握手を求めてくる。
今日はアレが美味かったと伝える。インドの梅干みたいなやつを
付けてくれるようになった。暑さの分だけ、美味く感じる。
バケーションを重視するヨーロッパ人にあって、
今年のAlbanyは特殊だ。一年間のフェスティバル期間中、
夏が最盛期なので、フル稼働する予定なのだ。
今日も目前のイベントへの準備が優先されて、定例会議が中止になった。
皆、顔を真っ赤にして働き続けているが、土台、働き方に対する
意識が進んでいる分、この先、誰かが音を上げるのではないか。
野外イベントが増えるに伴い、
私が渡英時に持ち込んだ善光寺笠の出番が迫っているのを感じる。
あれを日本で付けているとたいそう目立ったものだが、
こちらでは大したことがないように思う。
人種だけでなく、人々の格好も、こちらはバリエーション豊かだ。
トラックバック (0)
- トラックバックURL:
コメントする
(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)