7/23(火)劇場入り〜セットがたつ
2024年7月23日 Posted in 中野note
↑風呂と火山
外は酷暑ですが劇場の中は涼しく、音響・照明・美術の増員さんと
ともにキビキビと搬入から始め、『少女仮面』空間をつくりました。
エコー劇場はさすが劇団付きの空間として、
舞台・客席だけでなく楽屋やロビーに至るまで、
30年以上ここで公演してきた方々の工夫が詰まっており、
生きている劇場という感じがします。
150人の客席で、これだけ自由度のある舞台構造で、
天井も高くて、それでいて無駄に隅々に人間味がある空間というのは
なかなか珍しいのではないのでしょうか。
場面転換ありの劇には不向きかも知れませんが、
『少女仮面』の空間にここを選んで本当に良かったと思っています。
現場で初めて完成したヴェスビアス火山の絵とお風呂のセットを
並べると、実にしっくりきました。ああ、20代の唐さんの頭の中は
お母さんの実家である銭湯によって出来ていたのだなあ、と
みんなで納得しました。
こうして、これまで齋藤を中心に腐心してきたスタッフワークが
結集するのは感動的です。音響の平井さんはすでに欠かせない方
ですが、初めての美術家・中根聡子さん、照明家・山崎佳子さんを
力づよく感じます。岡島哲也さんがユーティリティ的にみんなを
支え、元劇団員のワダ タワーさんと重村大介さんも応援に来てくれて
います。手練の舞台人であるエコー劇場の皆さんも温かで、
12時間を劇場で過ごすうちにすっかり馴染んで帰ってきました。
明日もまた10:00から。場当たりを行い、
エコー劇場での『少女仮面』がはじまります!
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