7/24(土)佐藤信さんとの仕事

2021年7月25日 Posted in 中野note
AC4FF831-4CAF-42EC-B0C3-218CF06B3FE5.jpeg
↑7/30(金)のイベントの記事が中日新聞に載りました
名古屋出身の自分にとっては、小さい頃から親しんできた新聞

若葉町ウォーフによく行っています。

もともとは2017年にあの劇場ができて、
佐藤信さんが横浜にやってくるようになった時から、
自分はその恩恵を受けてきました。

『あれからのジョン・シルバー』をやらせてもらい、
唐ゼミ☆は活動をつなぐことが出来たし、信さんからは、
折に触れて劇や表現についての話をする中で、
唐さんに関する様々なエピソードを伺う機会もあります。

そして、ひょんなことから一緒に仕事もするようになりました。
きっかけは、の山本理顕さんから相談を受けたことでした。
理顕さんは高名な建築家で、もと横浜国大の教授でもあります。
今は名古屋市の北、小牧市にある名古屋造形大学の学長をされていて、
大学が名古屋市内に移転するにあたり、建物のデザインと
先ぶれて行うイベントを手掛けてこられたのです。

レクチャーやシンポジウムの枠に収まらないイベントがしたい。
そんな希望から、佐藤信さんをお誘いすることになりました。
それぞれの拠点が近いことから、頻繁な行き来が始まりました。

その中で、三間四方の野外舞台を用いた朗読と対話を行う、
風変わりな催しが構想されました。プラトンの対話編『政治家』を
演者二人が読み、信さんと理顕さんが対話する。

IMG_3960.jpg
初演は2018年12月に金山駅近くの東別院境内で行われ、
かがり火の燃える中で、美しい野外公演が誕生しました。
他では観られない
イベントになったことに自分も興奮しましたが、寒かった。

今回は真夏です。
いよいよ半年後に閉鎖される現在の名古屋造形大学のキャンパスで、
ボリュームアップした『世界・都市・三間四方』を展開します。

2018年から唐ゼミ☆の米澤剛志も参加していて、
米澤にとっては信さんとの出会いが、座高円寺や先日のダンス公演への
出演に結びついてきました。信さんとの仕事は役者としての道場であり、
稽古の中で取り交わされる会話は、人としての興味の拡がりに結びつきます。
今回は、女優の渡辺梓さんも参加してくださり、豪華です。

自分にとっても大切な機会です。
7/30(金)18:30から、一発勝負のイベントです。
https://www.nzu.ac.jp/news/art_management/
野外イベントですから、どうか雨が降りませんように!
01art-management.png


トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)