7/3(金)週明けにラジオに出ます
2020年7月 3日 Posted in 中野note
昨晩はワークショップでした。
10人の方が参加してくださり、21:00までの予定を30分近く延長してやりました。
『唐版 風の又三郎』を極限まで単純化するとどうなるか、
皆さんと一緒に台本の超重要部分のみを抜き出し、声に出して読みました。
皆さんが個々に台本を読まれる際に、これは必ず役に立つはずです。
唐さんの台本は、寄り道や脱線部分にパワーがあるのが面白い。
謎めいた部分や唐突な固有名詞も多く、読む人は迷子になりがちです。
そんな時、最短ルートを心得ておけば頼りになると思うのです。
これは、私たちのように実際に劇を作る者にとっても重要なことで、
部分々々を作っていると、各所の愉しさや困難にかかりきりになり、
どうしても視野が狭くなりがちです。だから大局観が大切なのです。
このような感じで、劇団の稽古もワークショップも全く同じノリで臨んでいます。
ですから、ひと仕事終わったあとは高揚感でいっぱいになる。
家に帰ってもなかなか寝つかれません。
ところで、週明けにラジオに出ることになりました。
7/6(月)14:10〜14:55に「渋谷のラジオ」でやっている
「渋谷のかきもの」というコーナーです。
去年の『ジョン・シルバー三本連続上演』を観に来てくださり、
ワークショップにも何度かご参加いただいた
パーソナリティーの華恵さんに誘っていただきました。
なんでも良いから「かきもの(書き物)」を2点、
曲を2曲というリクエストがありましたので、
早速、本棚を眺めたり、いま準備している『唐版 風の又三郎』からの
連想で「これだ!」というものを選びました。
「書き物」の中には、もちろん唐さんが書いてくださった言葉を
取り上げますが、ひとつは20年近く前のもので、
改めて、こちらが駆り立てられるようなものです。
良かったら聴いてみてください。
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