8/15(火)発見!幻の『性病部隊』! その①

2023年8月15日 Posted in 中野note
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↑やっと手に入れた『性病部隊』。この怪しげな書影を見よ!

今日はマンガの話です。
大学生になった頃、小池一夫にハマりました。
小池先生の代表作である『子連れ狼』『首斬り朝』を
大学1年の時に読んだのがきっかけでした。

これら二つの何度も読むと、他の小池作品にも自然と手が伸びました。
『御用牙』『クライング フリーマン』『餓男 アイウエオボーイ』など。
『子連れ狼』の続編が出ると、勇んで買い求めました。

小池一夫先生ご自身には一度だけお目にかかったことがあります。

『御用牙』が紀伊國屋サザンシアターで舞台化された初日のこと。
かねて知り合いだったプロデューサーさんからこの企画について
聞かされた私は大興奮し、主席で当日パンフレットへの寄稿を懇願して
書かせてもらったのです。

結果、同じく小池一夫ファンである劇団員の齋藤と初日を観に伺い、
ホワイトのマオカラーにギラギラの貴金属、全身からオーラを
ほとばしらせた小池先生にお目にかかりました。
少しだけ言葉を交わすこともでき、齋藤と二人で興奮したものです。
まさしく僥倖でした。

そんな小池作品のなかでずっと気になってきた作品があります。
それが、タイトルに書いた『性病部隊』。
こう漢字で書いて『トゥループパリダ』と読ませます。

物語は奇想天外。
キューバ危機に対抗するため、アメリカが最強の兵器を開発します。
それは、選りすぐりの男女ひとりずつに、最高の容姿・声・フェロモンを
備えさせ、さらに新型の梅毒を搭載してキューバに送り込む、
というものです。

彼らがキューバに侵入して後、あっという間に国民の6割が
新型梅毒に感染し、フィデル・カストロ率いる国民たちは大混乱に陥る。
というストーリーです。

・・・どうです? 気になるでしょう?
物語を聞きつけて以来、これまで10年以上も気になっていた作品です。
ですが、なぜか古本屋サイトでは見かけませんでした。
それがようやく、ヤフオクで手頃な値段で見つかったのです。

・・・実際の読後感は、また明日!

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