8/21(金)笠は善光寺出身

2020年8月21日 Posted in 中野note
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↑数日前に紹介した笠は、長野市の善光寺で買ったものです。

2011年秋に上演した『海の牙』以来、
2015年まで4年に渡って通い続けた長野市権堂での公演ですが、
その集大成は、唐さんが書き下ろして下さった『木馬の鼻』の
野外公演でした。

訪れたのは9月でしたが、涼やかな長野をして昼間の陽射しは強く、
善光寺参道のお土産物屋で見かけたこれを、試しに買ってみたのです。

その時、確か同じような品物が数種類あって、
先の尖っていない真ん丸の笠もありましたし、
同じ形で「善光寺」と墨書風にプリントされているのもありました。
私は、そのあと巡る名古屋や大阪でもかぶり続けようと思い、
シンプルなデザインを買うことにしたのです。

結果は大正解。その絶大な過ごしやすやは前回に紹介した通り。
後日に気づいたのですが、
家の近所あるホームセンターでも、夏場になると同じ品物を扱います。
ということは、私の他にもこの笠を日用使いする人がいるということです。

でも、ホームセンターのを手に取ってみると、
私の愛用の品は表面がたっぷりのニスでコーティングされており、
機能も美観も微妙に優れていることがわかりました。
さすがは善光寺ブランド。以来、5年以上ずっと愛用しています。

この笠については、
後にやなぎみわさんのスタッフとしてトレーラー演劇に関わった時、
神奈川芸術劇場でベトナム企画にたずさわった時にも
威力を発揮してきました。次は、その話もしましょう。


今日は、稽古がお休みです。

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