8/29(火)夏稽古、追い込みの1週間

2023年8月29日 Posted in 中野note
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↑実際の上演を想像しながら立ち稽古
立ち稽古したら会場について構想する会議

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↑その間にみんなマンガのなかの記述をしらみつぶしに探す


残すところあと1週間になった唐ゼミ☆夏稽古を追い込んでいます。
新たな上演形式をハード&ソフトの両面から探るために立ち稽古。

立ち稽古をし、役者と観客のパワーをより開放するために
劇場をどう建てるか話をし、また立ち稽古に戻る。
そんな感じです。

合い間には調べ物をします。

『鐵假面』という芝居には、唐さんが小さい頃にみた紙芝居
『少年王者』が大きな影響を与えています。
ヒロインの名前が「スイ子」というところにも、それが表れている。

けれど、劇の中で『少年王者』のスイ子について
語られるせりふが原作のどこにあるのか、いまいち判然としない。
それはこんなせりふです。

昔からスイ子さんは健忘症だった。
少年王者に助けられた時だってあんたはいつも気絶していた
じゃありませんか。果たして気絶したのか、
気絶した振りをしていたのかは分りませんが、
お父さんにお前、それは夢だよと言われると、
そうかもしれないなどとすぐに大事なことを忘れてしまう。

と、主人公の青年はこんなことを喋りますが、
これがどこにあるのか気になって仕方ない。

そこで、稽古や作業の合い間に何人かでよってたかって探しました。
要するに、みんなでマンガをガーっと読む。

・・・マンガ喫茶みたいですが、激しい立ち稽古、
神妙なミーティングだけでなく、これも私たちの公演準備です。
そんなこともやってます!

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