8/3(土)足の甲とオルガン

2024年8月 3日 Posted in 中野note

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↑カーテンコールは撮影OKだった


今日は昼夜でクラシック・バレエに関する公演を観ました。

お昼は、新国立劇場にて "BALLET The New Classic" を、

夜は、職場である神奈川県民ホールで横浜バレエフェスティバルの

前夜祭を。縁遠かった自分が自然にバレエを観ている。

関わっている方々に知り合いもできてきている。

これは英国での研修を終えて以来、 県民ホールで働き始めたことの

効能のひとつです。初めは、場違いなだあ、なんて思っていたけれど、

ある時、同じ劇場で働くバレエ通の大先輩に「バレエファンは

足の甲を見るんですよ」と教わって、それからは少し親近感を

感じました。確かに、足の甲がすごい人はすごい。

 

オルガンを身近に感じるようになったのも県民ホールの効能で

この1年半でずいぶんいろんな作曲家と曲を知り、何より

各地のホールや教会にあるパイプオルガンを聴いてきました。

 

これには、その前の1年、ロンドンで過ごしたことも

聴いていて、そこここの教会に行って演奏やミサに接した

おかげで親しんできたという前段もありました。

 

明日から始まるオンラインWSのお題『煉夢術』に接していると

20代前半の唐さんが抱いたヨーロッパへの憧れを強烈に感じます。

そしてそれは、唐さん特有のものではなくて、当時の若者全般が

持つ知的関心だったように思います。ベルイマンの映画とか、

回顧展があったらたっぷり時間をとって映画館に通ってみたいと、

『煉夢術』を読みながら自分も学生時代的なことを夢想します。


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