8/5(金)ショッピングセンターでの稽古
↑Lewisham Shopping Center 内部
昨日は、シニアたちと進めてきた街頭劇の稽古が
(と言っても建物内での公演だが)いよいよ本格化した日だった。
会場は慣れ親しんだルイシャム・ショッピング・センター。
ここが本番の会場であり、中のメインストリートとかギャラリー、
Albanyが今年のフェスティバルに合わせて構えたフリースペースなど
複数箇所を使って劇の各シーンが進行する。
構成・演出のレミーのテキパキとした指示のもと、
まずはどの会場でどの場面を演じるのか、それぞれで動きを
付けながら当たっていく作業が続けられた。
いつもの稽古は90分強だが、今日は2時間半以上やったので
最後にはシニアたちもくたびれていたが、開放的で賑やかな空間に
やって来られたことに誰もが嬉しそうだった。
実際、やりとりも活き活きしてきた。
もちろん、昨日の稽古はセンターの許可を得てやっているが、
普通のお客さんが往来する場所で稽古は進められ、自然と衆目が
集まったり、赤ちゃんに絡まれたりするのも面白かった。
警備員が、それとなく見守っているようだった。
思えば、自分のこのショッピング・センターに対する思いは
この半年で劇的に変化してきた。初めてここを訪れたのは渡英2日目。
中にある郵便局にビザカードを取りに来るというミッションが
あったからだが、あの時ははっきり言って怖かった。
治安への不安、言葉の壁が立ちはだかる。
政府から届けられた郵便を受け取るだけの作業にぐったりした。
それが、ダイアンの家に住み始めた頃から、
この場所はあらゆる買い物が安く便利に住む場所になった。
日用品から衣類、食料品まで、ほんとうに何でも揃うのだ。
この中にあるH&MとTK-Maxxxの服で自分の春夏秋ものを買った。
Wilkoというホームセンターでタオルや傘、歯磨き粉を買う。
他にも、パウンドランドがある。
アイスランドという、いつもオレンジジュースを買う定番の店も
すぐ近くにある。油断は禁物だが、安心していられる場所になった。
本番は9月の上旬、二日かけて3回行われる。
あと3回のリハーサルで公演だ。恐るべきスピード。
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