8/7(金)2幕の合い間に
2020年8月 7日 Posted in 中野note
↑腰越の手前から見た江ノ島
劇中劇『ヴェニスの商人』によるコミカルな冒頭を経て、
一転、血と肉がしぶきをあげる結末に突進する要所です。
最後には流血沙汰。
「紅(くれない)のマント」という2幕に唐さんが付けたタイトルは
伊達ではなく、見せ場で燃え上がるヒロインの歌い上げる歌詞が、
実に聴かせます。
♪ 燃えるよ燃えるよ カゲロウが
夏の入江に横たわる
あたしの陰でカゲロウが
あなたと共に燃えまする
ところで、今日は朝から夕方にかけて、
久しぶりに神奈川県内をウロウロしてきました。
朝から鎌倉に行き、冷房の効いた素敵な空間でミーティング。
それから湘南海岸を西に急行。
途中、混み合う由比ヶ浜から鎌倉高校前にかけての道を
とろとろと進みながら、久々に江ノ島を眺めることができました。
唐さんも大好きな江ノ島。
上記の歌詞は、きっとあのあたりを想定しているはずです。
今日が、普通なら暑くてしんどい本格的真夏日であったことも、
2幕を稽古中の自分にとっては幸いに感じられました。
昼過ぎに小田原に辿り着いて知り合いに会い、
ついでに真鶴にも足を伸ばし、周囲に頼まれた買い出しもして。
帰りはまさに大渋滞。
海老名インターに寄ったところ、今が夏休みど真ん中であることを
痛感させられました。コロナ禍とはいえ、
お父さん、お母さんに連れられた子どもたちが、
そこらじゅうを飛び跳ねていました。
それを横目に、私は遅れてはならじと冷や冷やしながら、
稽古開始時間に向けてハンディラボに殺到。
2幕を猛進して先にあげた劇中歌に差し掛かると、
お昼に見た人気の無い湘南海岸が眩しくよみがえりました。
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