8/9(火)エジンバラに来た

2022年8月 9日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note

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ホルーリード・パークの崖の上


昨日からエジンバラに来ている。

有名なエジンバラ・フェスティバルに合わせてやってきた。


噂には聞いていたが、街に降り立って面食らった。

人、人、人。もう観光客がぎっしり。

街中の至るところにショーのチラシやポスターが貼り出されていて、

大きなものから小さなものまで、千や二千のプログラムが

ひしめいているのだと実感し、眩暈がした。


今回、私が目標に置いてきたものはわずか。

①ケッチさんに勧められブライトンでも観たジュリア・マシリーのショー

②ケッチさんがアドバイザーを務めたシアター・フェデリ・フェデリ

③ピーターがオケに加わっているドヴォルザークの『ルサルカ』

④清水宏さんが激闘したパブThe World's Endに行く

⑤エジンバラ城に行く


と、このくらい。

が、日曜日にロンドンでパントマイム「シルヴプレ」のお二人に

会えたことにより、目標が増えた。名優アラン・カミングが当地の詩人

バーンズの生涯を一人舞台にして公演しているらしい。

そこで、これを⑥に。


さらに、街で『一人でロード・オブ・ザ・リング』というポスターを

発見したので⑦。Summer hallという会場の演目が面白そうなので⑧。

朝からやっているパペットの公演を⑨とした。

到着から3時間で街を歩き、タイ料理屋に入ってこういう計画を組んだ。


その後は、なんだか人いきれにヘトヘトになってしまったので、

焦ってジタバタしないことにした。ジュリアのショーは22時頃に始まる。

3時間以上あるから、近くのホルーリード・パークに登ることにした


丘というか、山というか、崖というか。

数時間かかりそうだなと思ったが、麓で寝そべっているおじさんに

訊いたら「30分かからんよ」ということなので、歩き出した。


かなり簡単に辿り着き、フォース湾と市街地を眺め、

「アーサー王の玉座」と言われる岩肌も発見した。

なかなかの眺望で、『マクベス』のことを考えたり、

メンデルスゾーンの3番を聴いたりして頂上で1時間くらい過ごした。


降りるときに、一回転んで尻餅をついた。

筑波山でも、大山でも、降りるときはいつもこうだ。


ジュリアのショーは完成版というより、

エジンバラで観せるために刈り込まれていた。

ポップになっていて客席はウケていたけれど、

クリエイター力の発揮具合はブライトンの方が上だった。

ここには時間制限もある。なかなかに厳しい環境だ。


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