8/9(火)エジンバラに来た
↑ホルーリード・パークの崖の上
昨日からエジンバラに来ている。
有名なエジンバラ・フェスティバルに合わせてやってきた。
噂には聞いていたが、街に降り立って面食らった。
人、人、人。もう観光客がぎっしり。
街中の至るところにショーのチラシやポスターが貼り出されていて、
大きなものから小さなものまで、千や二千のプログラムが
ひしめいているのだと実感し、眩暈がした。
今回、私が目標に置いてきたものはわずか。
①ケッチさんに勧められブライトンでも観たジュリア・マシリーのショー
②ケッチさんがアドバイザーを務めたシアター・フェデリ・フェデリ
③ピーターがオケに加わっているドヴォルザークの『ルサルカ』
④清水宏さんが激闘したパブThe World's Endに行く
⑤エジンバラ城に行く
と、このくらい。
が、日曜日にロンドンでパントマイム「シルヴプレ」のお二人に
会えたことにより、目標が増えた。名優アラン・カミングが当地の詩人
バーンズの生涯を一人舞台にして公演しているらしい。
そこで、これを⑥に。
さらに、街で『一人でロード・オブ・ザ・リング』というポスターを
発見したので⑦。Summer hallという会場の演目が面白そうなので⑧。
朝からやっているパペットの公演を⑨とした。
到着から3時間で街を歩き、タイ料理屋に入ってこういう計画を組んだ。
その後は、なんだか人いきれにヘトヘトになってしまったので、
焦ってジタバタしないことにした。ジュリアのショーは22時頃に始まる。
3時間以上あるから、近くのホルーリード・パークに登ることにした
丘というか、山というか、崖というか。
数時間かかりそうだなと思ったが、麓で寝そべっているおじさんに
訊いたら「30分かからんよ」ということなので、歩き出した。
かなり簡単に辿り着き、フォース湾と市街地を眺め、
「アーサー王の玉座」と言われる岩肌も発見した。
なかなかの眺望で、『マクベス』のことを考えたり、
メンデルスゾーンの3番を聴いたりして頂上で1時間くらい過ごした。
降りるときに、一回転んで尻餅をついた。
筑波山でも、大山でも、降りるときはいつもこうだ。
ジュリアのショーは完成版というより、
エジンバラで観せるために刈り込まれていた。
ポップになっていて客席はウケていたけれど、
クリエイター力の発揮具合はブライトンの方が上だった。
ここには時間制限もある。なかなかに厳しい環境だ。
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