9/19(火)ロンドンでできた友人に会う

2023年9月19日 Posted in 中野note
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↑お土産はナショナル・シアターの『フェードラ』
ウィーンのレゾナンツェン音楽祭、BBCプロムス
スリークワイヤーズフェスティバル in グロウスター
の当日プログラムたち!


先日、ロンドンでできた友人に会いました。
彼女、Mさんは日本人で、もう5年以上もロンドンに住んでいる人です。

知り合ったのはまことに単純な理由で、彼女こそ、
私が去年に厄介になっていたダイアンの家に部屋を借りていた、
前の住人だったのです。

ダイアンの家を出た後もMさんは近所に住んでおり、
時どきダイアンの家に遊びにきていました。
それで紹介されて知り合うことができたのです。

長期に渡ってロンドンに住んでいる彼女の英語は素晴らしく、
旅行代理店勤務という職業人としての優秀さも抜きん出ていました。

いつも私が七転八倒しながら旅行の準備をしていると
荷物の大きさに規約があるからこのスーツケースにまとめた方が良い、
などとアドバイスをくれました。
実際のケースまで貸してくれるのです。

飛行機のチェックインをオンラインで済ませる手続きなど、
一緒にやってもらったこともあります。

自分にできたお返しは食事や遊びに案内することくらいでした。
たまたまコンサートや芝居にも興味を持つ人だったので、
私からは、これは凄いぞ!というものを案内して、
多少は役に立つことができたように思います。

しかし、それすらも、
観たものについて語り合う相手ができた私の嬉しさの方が大きく、
まことに大きな恩人でした。

その後、Mさんは弟さんの結婚式があるというので一時帰国し、
なんと羽田に着いた朝に『オオカミだ!』を観に来てくれました。
それから改めて、先日の夜に9ヶ月ぶりに会うことができました。

ロンドンでできた知り合いに日本で会うのは不思議な感じが
しました。今もグリニッジに住む彼女から、あの街が今も
正常機能して変わらずにあるのを聞きました。
(当たり前といえば当たり前ですが)

この9ヶ月間、Mさんは私の勧めた催しを観に各地に行き、
その当日パンフレットを集めてくれていました。
それが冒頭の写真です。観られなかった芝居、行けなかった
音楽祭、それら資料が入っています。

それぞれのページをめくりながらか彼女の冒険譚を聞くのは
愉しく、自分が行かれなかったウィーンやダブリンの話に、
またヨーロッパに行ってみたいと思うようになりました。

次は『オオカミだ!』を持って行きたい!
そういう話もしました。今度は研修生としてではなく、
演じ物を持って英国に行けたらどんなに良いだろうと
思わずにはいられません。ありがとう、Mさん!

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