9/8(火)優しき新宿へ
2020年9月 8日 Posted in 中野note
朝から神奈川芸術劇場の仕事に邁進していたところ、
お昼過ぎの移動の際、新宿中央公園の横を通り過ぎました。
思わず停車して、チラシとともに写真を撮ります。
ここが、当面の私たちの最終目的地です。
短時間の撮影中も日射しがギラギラ。
今日も暑かったのですが、今の私はこれが苦にならず、
なんだかこの暑さが惜しいような気さえしています。
公演本番の11月になったら寒くなるに決まっていますからね。
少しでも暖かい側に天気がとどまってくれたらと願うばかりです。
新宿中央公園にいたわずかの時間、さまざまな感慨がありました。
思えば、コロナ禍で「新宿」はずいぶんな目に遭ってきました。
夜のお店の件しかり、シアターモリエールの件しかり。
けれど、私にとって「新宿」という街はやはり輝いて見えます。
唐十郎演劇のメッカであり、実際に接する方々も、
芝居に理解のある温かい方ばかりなのです。
『腰巻お仙 振袖火事の巻』以来、第30回を記念し、
どうしても新宿中央公園にテント芝居を持ち込みたいと希望した私たちを
受け容れて下さったこと自体、その証左です。
地元の方たちの中には、
「いま『新宿』は評判悪いけれど、大丈夫?」
とかえって心配してくださった方もいて、どうにも頭が下がりました。
「君たちの芝居から、明るい催しが戻ってくるといいな」
とも言って頂いたりして。自然と力が湧いてきます。
この上は、絶対に期待を裏切るわけにはいかねえ!
さあ、明日は朝から稽古だ!!!
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