10/26(月)仕上げは川崎で
2020年10月26日 Posted in 中野note
↑みんなが帰った後に、居残って音響の調整。
ここは、川崎市東口にあるH&Bシアター。
初めて訪れる場所ですが、いよいよ出演者が一堂に会し、
パーツで組み上げてきたシーンを一気に3幕3時間の全体に仕上げるために、
どうしても広い場所が必要だったのです。
稽古に劇場を使うのはかなりの贅沢ですが、
ソーシャルディスタンスを確保しうる場所を求めてここに辿り着きました。
明日から1日に1幕ずつを完成させ、週末には全幕通し稽古を行います。
せりふと段取りが入ったここからがスタート地点であり、
一挙にまとめにかかるここ数日の稽古こそ、
あらゆる芝居づくりの過程の中で私が一番好きなところです。
出演者たち自身が、
初夏から積み上げてきたものの全体を知って驚くのが愉しい。
自分たちが何をしようとしているのか理解することで、
これまで散漫だったエネルギーを結集させ、
一つの方向に迷いなく突き進ませるのです。
緊張感と期待感が、同時に高鳴っています。
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