10/29(木)集団シーンに行き詰まる

2020年10月29日 Posted in 中野note
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↑新宿中央公園の池には、カメがたくさん棲んでいます。

今日はお昼に新宿区に行って打合せをし、夕方から稽古をしました。

新宿区では、中央公園を担当している課の方々と
構想している演出を技術的にクリアするための申請について協議。

その足で新宿中央公園にも赴き、
現地で進行している公園内の改修工事の現場に挨拶に行きました。

ここ数年で美しさと居心地の良さを増している
中央公園には、ものすごく人がいます。
これからさらに美観や機能を整備するための工事も進行中、
今回はお昼の公演なので、重機や作業の音がこちらと干渉しないか、
気を遣って下さっているのです。

私たちもテント演劇をやっている以上、
上演環境に完全なサイレントを求めているわけではありませんし、
芝居が盛り上がれば、むしろこちらが加害者になる可能性があるので、
これから現場入りした後も交流を重ねてお互いが回るようにしなければ。

こういう手続きの一つ一つに、芝居の実質がかかってくるのが、
やはりテント演劇の醍醐味であると云えます。


夕方から行った3幕の通し稽古は、
タイムこそ55分と満足のいくものでしたが、内容的にボロボロでした。
皆に疲れが出ていることもありますが、根本的な理解の浅さ、
稽古の不足がここにきて露呈しました。

3幕は特に集団シーンが多く、感染予防のためにこれまで行ってきた
少人数での稽古の弊害が現れているとも云えます。
こうなれば、皆で細部を検証するしかありませんから、
明日はとにかく厳重に対策をしながら返し稽古をします。

これを乗り切れば、明後日はいよいよ、
3幕3時間、全編の通し稽古に切り込みます。

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