私の八甲田山

2022年12月20日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野note

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↑雪のために道をはみ出して歩くことが難しいのに・・・


最近、なぜか映画『八甲田山』が観たくて仕方ない。

YouTubeで細切れの映像を観るのだが、やはり全体が観たい。


別にロンドンに雪が降ったからではない。

ロンドンに雪が降ったのは1週間前だが、それより遥か前、

1ヶ月半くらい前からなぜか『八甲田山』が観たいのだ。


考えてみれば、これは、すぐ隣にある危機への

シンパシーではないかと思う。英国では、通い慣れたはずの

道ですらすぐに危機が訪れる。


ストライキは起こり、予告もなしに駅は閉鎖される。

先日など、都心めがけてバスに乗ったところ、

道が混みすぎているからと運転手は一言だけ放送を入れ、

途中で勝手に進路を変えた。そして、最寄りの降ろしやすい

バス停で全員を降ろしてしまった。


看板に偽りありにも程がある。

しかし、不思議だが誰も文句を言わない。

渋滞によりバスの到着が遅れて遅刻した経験はあるけれど、

バスが引き続きの運行を放棄しての遅刻とは。

果たしてこれはよくあることなのか。さっぱりわからない。


ところで、先日はまたしても郊外に出かけた。

例によってコンサートを聴くためなのだが、

途中の道にはかなり往生させられた。


こちらはナビが2時間半での到着を予想していたところを

ビビって4時間半前に家を出た。だから最寄り駅に着くのも早すぎて、

シャトルバスが迎えに来るまでに1時間半もある。


ナビを見れば30分ちょっと歩けば良いと出ていたものだから

勇んで歩き始めた。が、あっという間に民家はなくなり、

原野みたいな光景。本当にこんなところに劇場があるのかと

思いながらも、Googleナビに従って歩道のない道を前進した。

が、道半ばでNo footwayの表示。


そんなの今さら言われても困るから、ドキドキしながら小走りに前進し、

途中ビュンビュン走る車に邪険にされながらも何とか目的地に着いた。


電灯の無い道だった。

日没したあとだったら、車は私がいると気付かずに飛ばしただろう。

陽が残っていて良かった。

あと2週間で帰国したら、何か食べながら『八甲田山』を観たい。


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