6/11(土)劇中歌WSレポート

2022年6月12日 Posted in ワークショップ Posted in 劇中歌ワークショップ
さて、「青頭巾」も佳境!
今回は、新しい曲も入れて、台本を読み進めました!

花嫁のドレスをひっぱがして結婚式場にもぐりこんだオイチョカブが
トランクの鍵をしっかりと奪い取っていってしまった。

さて、逃げてきたオイチョカブは
杉作にバッタリ会ってしまう。

<ここから2人の掛け合いがスタート>

まず、杉作がオイチョを責め立てます。
というのも、兄が病院に運ばれ息を引き取り
お葬式の最中も、オイチョカブがくるのを待っていたというのです。

次に、オイチョカブの弁解。
すでに詐欺と思われている私が、どうしてお葬式に行けるのか。

そういった弁解をしているうちに
杉作が落ち着いてきたのを察したオイチョカブは
杉作にあることを頼むのです。

1幕でザクロの木の根元に弟を埋めたと話していたのですが
ここにきて、警察から呼び出されたオイチョは、「杉作の家に
養子に行った」と嘘をついてしまったので、
杉作の拇印が必要になってしまった。

杉作の拇印をゲットするため、これまたいろんな例え話、きれいごと
を並べながら、指を掴んだり腕をひっぱる。

そうこうしていると、カラスが駆け込んでくる。
しっかり下調べをしたカラスはオイチョカブの詐欺の履歴を
暴露し、責める。
カラスの登場で触発されたのか、責められるオイチョカブをみたからか
なんと勢いで拇印を押してしまう杉作!

えいや、と押してしまった杉作は、
やることはやったので、トランクを返してほしいと申し出る。

でもね。。

とまた渋るオイチョカブ。
そしてまたまたお願い事をする。
トランクにロープを引っ掛け、その端っこを持たせてほしい。
木に引っ掛けてロープをひっぱると、トランクが上にあがり
ついには兄さんのところまで高く高くのぼっていく。


というようなことを美しく言い換え、杉作はうっかり信じてしまう。
すっかり騙されてしまった杉作は走ってロープを木にかけにいくのであった。。

「その後はどうするんだ、その後は!!」
とカラスのつっこみ。杉作には届かず、走っていってしまう。

おいちょ.jpg
< ロープを持って歌うオイチョカブ >


♪誰もが思うだろう トランクは
あたしの いただきと
目をつぶる その隙に
ロープはたぐられ ここにくる
でも本当はそうじゃない
トランクは闇夜をぬって
マウント・サタンに帰るんだ
そのとき あたしは
ロープを離そう
昔はよく騙したが
今はもう 騙さない
なぜなら これはザクロの縁組


これが今日でてきた歌。
彼女がトランクをどうしてもまだまだ手放せない理由が
少し書かれている歌詞です。
来週、最後まで読むと、この歌詞がまた違って見える予感です。

ではまた!!

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