9/24(金)ワークショップレポート(佐々木)

2021年9月25日 Posted in ワークショップ Posted in 唐十郎戯曲を読む『唐版 風の又三郎』
皆様こんにちは。
本日はワークショップレポートです!(前回の開催は9/20祝月)

先週からは『唐版 風の又三郎』に取り組んでいます!
1幕ずつ3週にわたって行い、公演をより深く楽しんで頂くための企画です。

さて、本題の1幕。

『唐版 風の又三郎』冒頭は、宮沢賢治の『風の又三郎』の始まりと同じく
小学校の授業風景から始まります。

が、その内容はいきなり唐さん風。
教授はかつて自衛隊にいたものの、とある事件でクビになり今は
帝国探偵社に勤めている。自衛隊は男色の世界という設定ですから。

教授は小学生に、
・ヒコーキが大切である。
・世の中で最も大きな数は2で、2は乗数で乗る数である。
・男同士が結ばれる事が大切である。
と教育します。(恐るべき早期教育!)

そこに謎めいた少年がやって来ます。

僕、風の又三郎です。

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しかし又三郎は男装したヒロインのエリカ。
彼女はとある理由から男装をして帝国探偵社に侵入しています。
彼女は自分は女と言えず、勢いで"風の又三郎"と名乗ります。
しかし憧れの又三郎に会えた子供は大喜びで歌を歌います。

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どっどどどどうどどどうどどどう
ふるさと捨てて巷に住めばあの子も恋しこの子も恋し
あの子の胸にこの子の胸に
どっどどどどうどどどうどどどう

場面は変わり、代々木月光町。
この町にかつて住んでいた少年、織部が精神病院から帰ってきます。彼の懐にはいつも岩波文庫『風の又三郎』があります。
帝国探偵社から逃げて飛び出るエリカ。

織部 君は、もしかしたら、風の又三郎さんじゃありませんか?
少年 君はだあれ?
織部 僕は読者です。

出会う二人。
口から出まかせで言った又三郎の名で偶然呼ばれ、驚いて足を止めてしまうエリカ。
早く立ち去りたいエリカ。しかしなぜか浣腸が落ちます。
誤解を解くためにいつのまにか彼らは二人話し込むことに。

そんな又三郎でしたが、やがて教授たちによって女である事がバレていきます。

エリカはかつての恋人、高田三郎を求めてここまで来ました。
高田の昔の上司であった教授。彼を探して、高田のおばあちゃんと弟の大学生と共に宇都宮からやってきたわけです。
しかし、役に立たない又三郎にしびれを切らし、おばあちゃんが裏切り、女である事を暴露します。

一方、織部は、スケバンと夜の男というキャラクターの戦いに巻き込まれ、耳を切られてしまう。

その耳を見たエリカ、耳の穴から高田の元に行けるのではないかと思います。
しかしその作戦は失敗。高田が遠くに垣間見えるのみ。
さらに、その高田には、別の恋人らしき少年が!

次は二幕。
織部を連れたエリカは、今度こそ高田にアプローチできるのでしょうか。
来週もよろしくお願い致します!

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