7/22(木)とくめぐみ俳優ワークショップ レポート(ちろ)

2021年7月22日 Posted in とくめぐみの俳優ワークショップ
こんにちは。
世間では今日から4連休ですね。
私は、今週のカレンダーの休日の変更にいまひとつ反応出来てませんが
皆さんはいかがですかね。
昨日のとくめぐみ俳優ワークショップは、頭と口がフル回転でした!?
参加の皆様も、汗びっしょりだったのではないでしょうか。

参加者は、男性2名、女性2名の計4名。
呼吸の道筋、使い方では、後半の「シャウト」を意識して
関連した動きを少し追加しました。

後半「セリフを読んでみよう」では、『唐版風の又三郎』より
老婆と孫の大学生が、又三郎を強く責めるシーンを取り上げました。
ポイントは、シャウト、相手に飛ばす、相手を動かす、です。

tokuws 7.22.jpg

老婆の科白に焦点を当てて考え、発声してみました。
「風が吹くと、いつかの町に上がりこむ。風が吹くと教室に上がり込み、
貧しき家庭に上がりこむ。それもヌメヌメと。思い出の膝枕にさえも。
そは、子にあらず、孫にあらず、腹から下にウロコをはやすメス蛇じゃ!」

少し長い科白なので、この一部分にポイントを絞って
繰り返し練習してみました。

相手をしっかり責める科白にするためのポインとして
発する前にその感情をきちんとイメージする、低音をを響かせる、
この二つを特に意識して行いました。

これまでにも何度か触れてきましたが、低音を効かせるためには
母音をしっかり意識して発することが必要です。
その練習として、この老婆の科白も、皆さんと母音だけで発してみました。
これが結構難しいんですよね。
皆さんが必死なのがよく伝わってきました!
私も汗かきました・・・。
母音練習の後、語頭、助詞、語尾、これらにも意識をおいて
再び科白に戻りました。
沢山のことを一度に意識して、科白を言う。
とても難しいです。頭と口とがフル回転で、へとへとになりましたね。

皆さんの感想にも、
・短い科白だけど、集中してエネルギーを保つのは大変なことが分かった

と苦戦されていたみたいですが、
一方で、

・難しかったけれど、かっこいい科白を言ってみることができて嬉しかった
・今回教えて頂いたことで、舞台でみる科白があのように聞こえるんだなとわかった

という感想もありました。

今回は(も?)、難易度が高かったですね。
また、次回、一緒に楽しく頑張りましょう!





トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)