10/15(土)劇中歌WSレポート
2022年10月16日 Posted in 劇中歌ワークショップ
二幕後半に突入しております。
参加してくださる方が増え、台本と比例してWSも盛り上がってきて嬉しいです。
前回は、舞台上の照明が暗くなり、ろうそくの明かりだけが行き交う中
「シミの女王」の歌が流れているところまで読み進めました。
今日のWSはだいぶ歌に時間を使いました。
というのも、このあと「シミの女王」がたくさん歌われる場面があるからです。
ケイコは牛乃が野口の口の中に水銀を流し込んだ、と刑事に訴えます。
しかし、牛乃の主張は都こんぶ。
そこで、ドイツ製の顕微鏡で調べることを試みる。
それは、ゴーシュの前頭葉を調べていた、あの顕微鏡!
博士が顕微鏡をのぞいている間、野口と牛乃の会話が始まる。
過去のトラウマを話す牛乃に対し、野口は少しずつ心が動かされていく。
牛乃の声が大きくなったところで、刑事は顕微鏡から目を離し、
牛乃を問い詰めにかかる。
なんの躊躇もなく差別し、追い詰めてくる刑事に
耐えきれなくなった牛乃は、刑事の額をゴーシュと同じ八の字に
切りつける。
思わず切りつけたことで、周囲が引いていくのを感じ、さらに
追い詰められてしまった牛乃。
と、そこへ野口が乗り込む。
また牛乃の部屋へ行きたいと言い出すのである。
牛乃は、そんな野口にシャレコウベにならなければならない、と歌にも出てきた言葉で返します。
つまり、牛乃は助け舟を出した野口に
味方になれるのか、と聞いているのです。
僕はそのシャレコウベです。
牛乃の味方になる決意をした野口の言葉を聞き、
牛乃は彼の額を八の字に切りながら歌う。
♪寝苦しき夏の寝床に
おしかぶさるシミの女王
と今日はここまで。
二幕の一つの盛り上がりまできました。
ほとんど口を挟むことのなかった博士が
このあと暴れ出します。
次週は二幕終盤!
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