10/22(土)劇中歌WSレポート

2022年10月23日 Posted in 劇中歌ワークショップ

今日は二幕終わりまでいきました。


「シミの女王」は、二幕では度々歌われます。

ということで、今日は久しぶりに母音で歌う練習をしてみました。

母音で歌っている時でさえ、何を言っているのか伝わるようになると

きっとテントの後ろのお客さんにも伝わるのでは...!と

思ったりしつつ探りながら稽古をしていたのを思い出しました。


さて本編!

牛乃の味方になる決意をした野口の額が八の字に切られ、

一つのクライマックスに思えたのも束の間、ケイコがメスを取り出し

牛乃に切りかかる。


彼女を止めようとした野口は、あやまってケイコを刺してしまう。

すると牛乃が刺してしまった野口の手元に手を添えて、

共犯になってあげようか、と言い出すのであった。


野口が混乱しながらも、手を離すとケイコはそのまま倒れてしまう。

そして、博士はその状況についていけないのか、二幕冒頭のスピーチを

また繰り返す。

とその時、八の字になった額を見ていたゴーシュは暴れ出し、

博士の頭を叩っ切るのであった!


がしかし、舞台上に改造人間キカイダーの音楽が流れ

顕微鏡からは炎が噴き出し、博士の頭が割れたかと思うと

なんと、金属の脳みそが見えるではないか!




。。。ついてきてますか?大丈夫ですか?

と確認しつつ読み進めました。


戸惑いつつも、読み進めていくと、ここから兄弟の真っ向勝負が始まる。

ここにきて、野口弟は博士の首をしめ、自分の思いをぶつけ始める。

しかし、博士も引かない。

博士の掛け声で、インターンたちが今まで被っていた白い帽子を脱ぐと

全ての額に八の字の手術の跡が!


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インターンたちも実験台、そして博士自らも実験台となっていたことがわかる。

実験台とはなっていなかった弟は、牛乃によって額を切られ、

妻、ケイコも皮肉にも刺されてしまう。

死ぬのことのできない博士の嘆きは絶頂となり、二幕終了!!

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もう一つ、二幕ラストには、刑事の声が聞こえてくる。

野口の取り調べの場面へと切り替わり、

身内を刺した罪を問われているところであった。


次回からは3幕へ突入します!

長編、ゆっくりしっかり読みたいと思って進めていたため、

11月も「夜叉綺想」延長して取り上げたいと思います!

しかも、まだ3幕で新しい歌も出てきますので、

よろしくお願いします!


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