1/13(土)劇中歌WSレポート
2024年1月14日 Posted in 劇中歌ワークショップ
(高田三郎が登場するといつも雰囲気が変わる)
今日は、いよいよ高田とエリカの最終対決のシーンでした!
今まで追いかけ続けた高田三郎と再会したエリカが揺れ動き続けるせりふを何度も読みました。
まずは、前回の続きで、
「風の又三郎」のテーマを歌いました。
先週はなかなか難しかった母音だけでの歌唱。
だんだんとコツをつかんで、歌詞が浮かんで聞こえてくるようになってきました!
さて、台本の中身へ。
尼となったエリカに、電話ボックスから電話がかかってくる。
その声の主は、高田三郎!
赤いスカートが見たい、エリカを飛行機に乗せたい、次々とエリカに言葉を尽くす高田三郎。
しかし、エリカは死んでしまった彼の言葉を受け止めきれず、揺れ動きながら返事をしていく。
それでも諦めない高田三郎に心が動き始めた頃、ふと寝ている織部が目に入る。
会話を中断し、エリカは織部に服をかけてやると、
その姿を見て傷ついた高田は、
勢いよく電話ボックスのガラスを叩き割る。
破片を手に、高田はエリカに
これで織部の喉を切るようにと伝え始める。
ここから2人の会話が一気に集中し始める。
織部の動脈の音を聞き取るかのように、
一つ一つせりふをやりとりする。
高田の思いを受け取ろうと、エリカも言うことを聞いていたが、またもや織部が風邪を引かないかと服をかけ直す。
高田は集中の途切れた途端、声をあげて、
切れ!とエリカを催促する。
どっこいしょ、と体勢を整え直したエリカ。
しばらく動くことのなかった彼女が勢いよく切ったのは、
高田三郎だったのだ!!
というとこで今日は終了!
来週は、再度エリカと高田三郎が織部の動脈を中心にやりとりをするシーンから読み直します。
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