11/5(土)劇中歌WSレポート
3幕突入して、女たちの街へとガラリと雰囲気が変わりました。
「転落花横丁」からスタート。
前回はカードを引いてちょっとしたいさかいになった部分を
繰り返しやってみました。
さて、そこへ牛乃がチェロのケースを抱えてやってくる。
ネオンサインに引っかかったパジャマを取りにやってきたのであった。
女たちに声をかけるも、相手にされず、引き返す。
次にやってきたのが、博士。
何やら荷物を背負っている。
背負っているものからは女の髪の毛が見えている。
すっかり2幕の威厳から遠のいた雰囲気の博士は
女の中に一人、ケイコに似た女を見つける。
2幕で妻であるケイコを失ってから、彷徨っているのであった。
ケイコに似た女を連れて、博士は去る。
そして次にやってきたのが、野口!
彼もまた随分とやさぐれた様子で現れる。
というのも、「転落花横丁」を歌いながら一人占いをしている
女からカードをふんだくり、喧嘩腰な態度を取る。
ついには女に殴りかかろうとする。
そこに、やはり諦めきれずパジャマを取りに戻ってきた牛乃と
思わぬ形で再会するのであった。
そこからは牛乃と野口の会話が続く
二人の会話からは、2幕から一年が経っていることがわかる。
ゴーシュは、パジャマを盗んで逃げる途中に、
屋上から転落して、死んでしまっていた。
パジャマだけが風に煽られ飛んでいき、それを追ってここへ
やってきたと話す牛乃。
野口は刑務所へと入っており、また明日には戻らなければならない。
随分と、状況の変わってしまった二人。
半分やけっぱちになってしまっている野口は、
無理やり牛乃を連れてそのままさろうとする。
それをみていた女たちは、牛乃への妬ましい気持ちで
「転落花横丁」を歌う。
というところで終了!
女たちの街へ、次々とやってくる変わり果てた登場人物たち。
「転落花横丁」の歌と共に、牛乃と女たちも
この後、絡んでいくことになります。
次回は三番までのある歌詞を使って、台本も進めていきたいと思います。
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