9/9(土)劇中歌WSレポート!
「エリカのかぞえ歌」を課題曲に読み進めてきました。
高田三郎の存在を追い続けるエリカを歌った歌です。
そのエリカ同様に『風の又三郎』には、
登場人物たちそれぞれに思いを寄せる人がいます。
どんな矢印が向いているか今までのWSまでのところを
おさらいしてみましょう!
エリカ→高田三郎
冒頭のト書きからも、「エリカのかぞえ歌」からもわかるこの矢印。
物語の出発となるのは、エリカが死んだ恋人を探すところから。
織部→又三郎
登場の冒頭からも"きみ"のことを思い出していたというせりふがあります。
その後、又三郎の変装をしたエリカに遭遇した際には、
一方的に思い出話をどんどんと語ります。
又三郎の正体がエリカだと分かってから織部がどう変わっていくかを
今後読みながら見ていきたいところ。
教授→夜の男
航空学校を退職した後、なぜか夜の男だけはテイタンに務めなかった。
そんな彼に月の上ったころ、再会した教授は涙ながらに喜ぶ。
しかし夜の男の様子はどうやら違って。
夜の男→エリカ
教授と再会した夜の男。教授の喜びの涙とは違い、
夜の男にとっては気まずい再会だった。
というのも彼の目的は女性であるエリカだった。
航空学校を退職後、彼が一人テイタンに務めなかったのは、
教授・三腐人たちのいる"二"の世界には馴染めなかったから。
そしてエリカと再会した彼は真っ直ぐに暴走していく。
風の商人(宮沢先生)→織部
1幕のラストで宮沢先生であることがわかりますが、
今のWSではまだ風の商人として登場中。
患者であるはずの織部が病院を抜け出しても、変装をして
彼の行動を見守っている。
梅子→桃子
先週初登場したこの二人。ヒロポン中毒者の桃子の後をついて周り
注射器を折ってしまった梅子は「なんでもする!」と言ってすがる。
桃子のために、梅子は織部をターゲットに声をかける。
と、今読んでいる登場人物たちの矢印を描いてみました。
実は、まだこの後も矢印が増えます。
次回は、織部と又三郎が久しぶりに再会します。
エリカが正体を明かし、「高田三郎」への手がかりを見つけ出していく、
など盛りだくさんの会話。
お楽しみに!!
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