8/17(水)『黒チューリップ』WS オマケ〜さらに情報求む!
2022年8月17日 Posted in 2022イギリス戦記 Posted in 中野WS『黒いチューリップ』
ワークショップ参加者や劇団ファンの人から
『黒いチューリップ』を読む上で重要でおもしろい情報が寄せられた。
ありがたいことだ。
↑
この写真のように、
かつてはこんな様子で人力で玉を出していたらしい。
今の複雑な構造を持つパチンコ台からは想像しがたいが、
このように隙間を行き来してスタッフが当たりを出していた。
(電話交換手みたいなもの)
↑座ってやるものという印象が強いが、かつては立って打つスタイルも
しかも、人力であるがゆえにこの玉出し係(正式名称は何だろう?)
の気まぐれで、気に入りの客にはちょっと多めに出すとか、
当たり前に行われていたらしい。
そういうわけで、
唐さんが『黒いチューリップ』で描いた描写はかなり
リアリズムであるということがいよいよ分かってきた。
ヒロインのケイコのように、
さすがにその場所に部屋をつくって棲みついている
というのは芝居がかった飛躍に違いないけれど、
エコーをからかってパチンコ玉が飛んでくる場面は
あながち嘘ではないということだ。
それに、天魔が鴉天狗のようにこの台の上の細い面を
駆け抜けてくる場面も、想像できる。
地方ならば1970年代くらいまでこんな感じの店舗が
見受けられたとも教わった。(Hさんに感謝!)
これからも情報があったら教えてください。
昔からパチンコ大好きでやり込んできた唐十郎ファンが
いたら、ぜひ話を聞いてみたい。
トラックバック (0)
- トラックバックURL:
コメントする
(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)