2/26(水)『ジャガーの眼』本読みWS 第4回 その③

2025年2月26日 Posted in 中野WS『ジャガーの眼』
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↑ブルガーコフ、大好きです!

前回の『ジャガーの眼』本読みは2幕にも進んだので、
2幕冒頭もまとめます。

まず、とにかく「くるみ」が「しんいち」を追いかけまくっている
という場面から始まります。当の「しんいち」は1幕終盤で
移植後の眼に起きた違和感から、「夏子」に連れられて病院に来ています。
執刀医である「Dr.弁」に現状を相談するためです。
これに「くるみ」はしつこくつきまとっている。

一方、手術室の中でオペレーションを受けているのは
「少年(ヤスヒロ)」の愛犬「チロ」でした。
が、心臓が停止している「チロ」はやはり助からず、
「ヤスヒロ」は、死んだ者は帰らないという現実に直面します。

そこへ、「しんいち」と「夏子」が訪ねてくる。
「しんいち」は「Dr.弁」に、自分の角膜には他人が潜んでいる
ことを告げ、ドクターとインターンたちはこれを一蹴します。

・移植された肉体の一部を追ってはならない
・新しく一部を受け取った者は過去の所有者を振り返ってはならない

それが、移植手術における基本ルールだとドクターは説きます。
しかし、「しんいち」の体感は納得できない。
しかも、「くるみ」がしつこく追いすがって禁を破ってくるわけです。

こうして、皆が困惑したところに、「扉」がやってきます。
目的は、「田口」を捕えて離さない「くるみ」を糾弾すること。
「Dr.弁」を間に挟み、「扉」と「くるみ」の鍔迫り合いが始まります。

続きは3/2(日)19:30!

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