2/21(月)米澤剛志 客演舞台 今週から!

2022年2月22日 Posted in 外部活動情報
米澤剛志の客演舞台『ポルノグラフィ』が今週25日より
座・高円寺1にてはじまります!

演出は、佐藤信さん、生田萬さんのお二人。
手厚い演出が、本番直前まで練られるため
この時期にもかかわらずガラリと演出が変わることもあるそう。

さて、『ポルノグラフィ』
わたくし(椎野)見たことも読んだこともありませんでしたので、
チラシを眺めながら作品を妄想してみました。

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地獄のようなイメージ 彼らは沈黙している

ロンドンでのオリンピック開催が決まった翌日2005年7月7日、
ロンドン市内の地下鉄とバスで連続自爆テロ事件が起きた。
実在の事件をきっかけに、誰もが事件の当事者であり得る日常に潜む
「境界」を描く七場面
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どうやら、ロンドンで起こった自爆テロを
7つの側面から切り取った物語でありそうです。
2005年にそんな事件が起きていたことも知りませんでした。
56人もお亡くなりになっているんですね。
実行犯は4人の青年。うち2人は、幼い子供がいる上に
内1人は妻が1週間後に出産をひかえていたそう。(wikiより)

テロなんてよその国の出来事感が今の日本にはあるように思いますが、
1970年代には、ガンガンテロリストがいて行動していた日本。
よど号ハイジャック事件やテルアビブ空港乱射事件も
20代半ばくらいの青年が起こしたもの。

青年たちは何を思い、何を感じ、何を信条として、
何のために行動を起こしたのか。
そしてそこに居合わせ、突然事件の当事者となった人が
どんな言葉を交わし合うのか。

チラシにはいくつかのせりふと思われる言葉が
フォントを変えて並んでいます。

黄色い線の内側に下がっていなければ
→現場に居合わせた被害者のせりふか?
わたしは手短に要領よく話そうと思う
→実行犯リーダーが計画直前に言ったせりふか?
わたしたちの言葉はあなた方にはまったく響かない
→会話の不成立を誰としているんだろう
でもこれから血をかよわせ命をあたえよう
→血をかよわせる?それまでは血は通ってなかった?
それに生殺与奪権が相手側にあるのか?

私たちの言葉は死んでしまった
→とりわけこの言葉は大きい字で読みやすく書かれています。
犯人の絶望感があります。

そして『ポルノグラフィ』というタイトルにこめられている
ものとは何のなのか。

キャストの写真を見てみると、
米澤剛志、なんだかテロの実行犯のようにも思えてきました。
(言いがかり)
答えは25日からの舞台で。

公演情報
CTAカンパニー『ポルノグラフィ』
2/25(金)〜27(日) 座・高円寺1

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