7/4(日)シャドーイング(shadowing) (ちろ)

2021年7月 4日 Posted in 劇団員note
先日、中野さんが取り組んでいる英語学習のひとつに
触れる機会がありました。
シャドーイング、というものです。

ネイティブが実際に話しているスピーチ等を聞き
その英語を聞きながら、追いかけるように同じ言葉を
口に出してい言うというものです。
中野さんが実際に使っている教材を聞かせてもらい
私もトライしましたが、難しかったです。
一度しっかり聞いてから、二度目にシャドーイングすれば
もう少しましにできるかなあとは思います。

そういえば、私が英国留学から帰国して間もない頃
短い期間ではありましたが、通訳学校に通ったことがあります。
その時も、シャドーイングは日々の課題として出されていたことを
思い出しました。
当時はまだ耳が英語に慣れていましたが、それでもかなり難しいと
感じていたのを覚えています。

この十数年、英語を話す機会はほとんどなく
日本に住む外国人の友人とも年に一度会えるかどうか
という程度で、ネイティブと話すチャンスはないに等しいです。
このままではいけないなと思いつつも、英語の勉強に時間をさくことも
ままならず。
中野さんが英語の勉強をしているのをよいきっかけに
私も少し英語を意識的に聞いたり、発したりするように心がけようと
思い始めたところです。
私はイギリス英語の音がとても好きなので、イギリスの映画を観ながら
役者の科白をシャドーイングするように心がけています。

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先日、ケン・ローチ監督の『家族を想う時』という映画で
シャドーイングしようと見始めたところ・・・。
失敗。
その理由は2つ。
一つは、英語がとてもなまっていたこと。(方言があること)
二つ目は、内容が深刻で途中から泣き始め
涙腺がすっかり緩んでしまい最後まで泣きどおしになってしまったこと。

なまりは、それはそれでシャドーイングの訓練にはなるので
いいのかもしれない。
でも次は、内容を考えて選択しようと思います。

この英語のシャドーイングとは意味合いが違いますが
自宅で日本の映画、舞台映像を観ながら、
気になった科白を自分でも声を出して言ってみる、ということは
意識的にするようにしています。

最初は一人でいる時にやり始めたのですが
癖になると、家族が傍にいても思わず声を発してしまうようになります。
科白の内容によっては、子供の前でどうなの?ということもあります。

困ったことに、これを続けていると
映画館や劇場でも声が出そうになってしまいます。
少し前の話ですが、子供と映画館で鑑賞中、
大声で男言葉を使う女子高生の科白を聞いた直後に
危うく声を出しそうになりました。

もし言っていたら、周囲の人は驚いたでしょうね。
今画面から聞いた科白が、後ろや隣から聞こえてくるのですから・・・。

最近、唐ゼミのZOOMでの本読みでも、
他の方々が科白のやり取りをしている時に、画面のこちらで
私も言ってみることもあります。
自分のスピーカーがミュートになっているかの確認を
忘れないように気をつけて。

ある映画の中で、三田和代さんが関西弁で罵るシーンがあるのですが
これが大好きで、真似してみています。
私はなかなか上手いこと言えませんが、好きで好きで何度も観たくなるシーンです。
勉強は続く・・・。

ちろ
 

 

 


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