11/3(日) 手作りのエプロン(齋藤)
2024年11月 4日 Posted in 劇団員note
先週から少し仕事が落ち着き、ちょっと時間ができたので、
ずっと気になっていた、作業用のエプロン作りをしました。
舞台の作業の際、よく腰回りに道具をつけますが(ガチ袋って呼びます)、
僕は前掛けのエプロンの方が好きでして、愛用しています。
昔は市販のものを使っていましたが、
「ここのポケット、もうちょい深ければ良いのに」などと、自分好みにしたい欲求が湧き上がり、
ミシンの購入をきっかけに、自分でいつも作成して使っています。
ちなみに今回で5代目。
使いやすさと強度、そして最近は市販品のような見た目を求めて
マイナーチェンジを繰り返しています。
今回作成したエプロンがこちら。ババン!!
ではこちらの商品のご紹介を。
①メジャーポケット
右手で取り出しやすい場所に、ポケットの口が広がるよう、立体的に取り付けました。
取り出しやすい=落としやすい、ので落下防止のフックをかけれるようにしてあります。
② ビスなどを入れる小ポケット
齋藤の太い手でも入れやすいギリギリのサイズ。
ポケット角をミシンで斜めに縫い、底の角にビスが入りこむのを防ぎ、取り出しやすさを演出。
③メインポケット
A4の紙ではなく、少し大きいA4のファイルが、横向きでスルッと入るサイズ感。
布の縁取りを強化し、ポケットがだらしなく開いてしまうのを防いでいます。
④ペンホルダー&カッター入れ&ハサミ入れ
自分が使う道具に合わせた幅で作られています。
カッターやハサミを入れるポケットの底は、穴あき防止のために接着剤を入れた硬めの布で補強してあります。
あと、前屈みになった時に、お腹に先端が刺さらないよう、少し下げた位置に設置しています。
⑤トンカチ&ラチェット入れ
自分が使う工具がギリギリ落ちないサイズにしてあります。
(前回はラチェットがギリギリ落ちてしまうサイズだったので、今回で改良しました。)
さらに縁をバイアステープ(縁取り用の専門の布)で補強。
前回は布自体の縁がほつれ、バイアステープが外れてしまったので、
布用ボンドで縁を固めてあります。
かなり今回はこだわって作成したので、出来に満足しております。
ちなみに布が余ったので、こんなのも作りました。
市販されているものかと見まごう出来栄え。
こちらは本番や稽古場など、台本と最低限の道具を入れるための腰袋。
本番の転換など、お客さんに見える場所に出ることを考え、
台本や転換のメモ、ipadがすっぽり隠れるように、一般的なものより少し深めに作ってあります。
作成自体はすっごい楽しいのですが、夢中になるあまり、
設計から裁断、作成まで今や1日では作れなくなっているのが玉に傷。
こんなにこだわっているけど、誰もこんな話を聞いてくれないので、
ここに書くことで自己肯定感を満たしているのでした・・・。
齋藤
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