2/21(日)その瞬間をかっさらえ!(ちろ)

2021年2月21日 Posted in 劇団員note
一昨日、中野さんもブログで書かれていましたが、
私も、先日の「アナザーストーリーズ」見ました。
恥ずかしながら、唐さんについて、状況劇場について
知らないことが沢山あり、とても興味深く1時間見ました。
私の隣では、子供が携帯をいじっておりましたが、
時折大きな声で科白が聞こえてくるので
テレビの画面に目をやり不思議そうな顔をして眺めてました。

パレスチナ.JPG

私が特に気になったのは
『パレスチナの風の又三郎』。
この公演をするまでのご苦労は相当なものだったと想像します。

全編アラビア語。
誰が翻訳し、どのようにして科白を覚え、稽古したのか?
とても気になります。
この公演について何か情報はないかとネット検索してみたら
椎野さんのブログにぶつかりました。
今度、ゆっくり話を聞かせて頂きたいと思います。

そして、不破万作さんがお話しされていたことも印象に残っています。
「スターなんですよ。喋ってる何秒でも、1分でも2分でも。
とにかく「その瞬間をかっさらえ!」っていう、これがもう至上命令みたくて」
かっこいいですよね。

唐ゼミで本読みをする時、中野さんと共に登場人物ひとりひとりについて
追求していく場面がよくあります。
どんなに登場シーン、時間が少なくても
ひとりひとりにストーリーがある。
所謂、脇役と称される登場人物も、スター。
「その瞬間をかっさらえ!」という気持ちで、その役を研究し挑むことを忘れないようにしよう。

日本では、脇役をバイプレイヤー(by player)と言いますが
これは和製英語です。
英語では、
supporting actor/role
と言います。
by player 直訳すると、傍で演じる人。
ちょっとしっくりこない。
どうしてこういう和製英語を作ったのか?気になる。

脇役。脇役? 脇役って何なんだろうって考えていたら
最近、これは誰が主役?って思った映画(DVD)があったことを思い出した。
この話は、また機会がある時に。


トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)