9/15(月)巡り会い/津内口

2025年9月15日 Posted in 劇団員note
『少女仮面』が終わり、約2週間が経ちました。
情報解禁直後にXの乗っ取りにあい、未だにログインすら出来ず、、、
SNSで宣伝も御礼もろくに伝えられておりませんでしたので、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。
ご来場くださった皆様、気にかけてくださった皆様、そして共演者の皆様、本当にありがとうございました。

役とは巡り会いだと、大学で芝居を再開した頃に大先輩に教えていただきました。
いただいた役を全う出来なかったときにかけてもらった言葉で、
その頃は悔しいやら情けないやらで素直に受け止められていなかったと思うのですが、
あれから随分と時間が経って今、本当にそうなんだな、素敵な言葉をいただいたのだなとしみじみと実感しています。

自分たちが『少女仮面』をやる日がくるなんて思っていなかったし、
ましてや貝や春日野をやる日がくるなんて少しも想像していませんでした。
特に今回初めて挑戦した春日野は、自分が演じている姿が想像できず、自分には向いていないんじゃないか、
自分が演じるには早すぎるんじゃないかなどと持ち前のネガティブ思考が大暴走。
台本を前に集中できない時期もありました。

そんな時に先の言葉を思い出し、また、これまでたくさんの方を演劇の世界に駆り立ててきたこの作品を、
ひいてはこの役をやらせてもらえることなんてもう二度とないかもしれないと思い至り、
ええいままよ!と飛び込むことができました。

一度腹を括って飛び込んでみたら、座組の皆様と台本のことば達にぐいぐいと引っ張ってもらい、
至らぬ点や反省点も多々あれど、幸せな公演の日々を過ごさせていただきました。

ダブルキャストで自分の相手役を演じるということも、とても良い経験になりました。
自分以外に自分の役について考えてくれている人がいるということがこんなに心強いなんて!
また、座組の皆さんが自分が出演していない組の稽古や本番にも積極的に関わってくださり、
主体的にも客観的にも舞台をみつめ、支えてくれる人がいる有り難さを身にしみて感じました。

たくさんの感謝は次の公演に込めてお返ししたいと思います。 
巡り合わせに感謝!ありがとうございました!!!

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