4/10(日)コクリコ坂から(椎野)

2022年4月10日 Posted in 劇団員note
220410zemirogu.jpg

1963年の横浜を舞台にしたジブリ映画といえば、『コクリコ坂から』
我が家では子供ふたりがこの映画を非常に好んでおり
ほぼ毎日自宅のテレビでかかっています。

特に、物語の導入部分はふたりが好きなところ。

港の見える丘にある下宿屋。コクリコ荘。
そこを営むヒロインの女子高生・海が朝起きて来て
布団をあげて、服を着て、信号旗をあげて、
朝食の準備にとりかかりるうちに、下宿人のみんなが起きてきて
みんなで朝食を食べる。

気がつくと、妹3歳が完全にこの導入部分を動きから科白から
全て完璧にこなせるようになっている。そう、完コピです。
科白の再現度、アクセントの入れ方、抑揚、完璧です。
自らそこらじゅうにあるものを使って、小道具を準備。
ただ楽しくてまねしてるっていうのにこの完成度の高さは
我が子ながらすさまじいものを感じます。

幼いこどもさえも虜にしていくジブリ映画。
(実は兄は1歳半頃からこの映画にはまっている)
さすがとしか言いようがありません。
もちろん、後半で話が難しくなるにつれて
テレビの前に誰もいなくなるのですが、ツカミは抜群です。

千と千尋より、トトロより、魔女の宅急便より、
この『コクリコ坂から』が圧倒的な集中度です。

さて、ちなみに状況劇場の映像もこっそりかけてみるのですが、
すぐに兄5歳がチャンネルチェンジ。(1歳半からそうだった)
「うるさーいー!」と言われます。
ふふふ。そのうち見てろ。唐さんはすげーんだぞ。
こちらが止めても絶対ハマっちまうんだから。
ふふふふふ。


トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)