5/14(日)今はもう/津内口

2023年5月15日 Posted in 劇団員note
ゴールデンウィークに青森の実家に帰省してきました。

タラの芽の天ぷらをたらふく食べながら、そういえばこの時期に帰るのは久しぶりだなあと実感。

父が山育ちなもので山のものに詳しく、実家にいた頃はよく季節ものが食卓に並びました。
春は山菜(特にウド)、秋はきのこ鍋...

幼い頃は、素材の味を生かすためのシンプルな味付けと、
まあまあ続く山菜とキノコづくしのメニューに飽き飽きとしていましたが
今となってはご馳走だったなあ、また食べたいなあと思います。

今となってはもう食べられないものの中で今一番懐かしく思うのは、祖母のお赤飯です。
青森のお赤飯が甘い、というのはもうメジャーな話でしょうか。
甘納豆で炊いたお赤飯はほんのり甘く、もちもちしていて美味しい。
赤飯にごま塩?なんのこと?と思っていたので、こちらに出てきてからコンビニで買ったお赤飯のおにぎりに衝撃を受けました。

お盆に正月、必ず作っておいてくれていた祖母も年末に亡くなり、
ああもうあのお赤飯は食べられないのかとさみしい気持ちです。

思い出したらむしょうに食べたくなってしまったので、
お赤飯なんて炊いたこともないし、特にめでたいこともないけれど、作ってみようかしら。
母はレシピを知っているのかしら。
聞いてみよーっと。

E382BFE383A9E381AEE69CA8.jpg
(これはタラの芽。最初に食べようと思った人、天才...)


津内口







トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)