6/25(日)配信開始!(齋藤)
2023年6月25日 Posted in 劇団員note
実は先月、森下スタジオでこんな企画に携わっておりました。
【山田うん×池上高志プロジェクト】
「Wild Wordless World」ワークインプログレス
ワークインプログレス(製作途中の発表会)ということで、
森下スタジオで収録を行い、それを有料配信しています。
4本配信しているのは、ワークインプログレスということで、収録を4回行いました。
踊るダンサーも違うし、その都度少しずつ演出なども変わっています。
またトークゲストがそれぞれ違っているので、ご興味あったら是非みて欲しい、見比べていただきたい!
さて内容について、僕なりに噛み砕いて説明すると、
ドローン、VR、ロボットなど、様々な最新テクノロジーと、生身の肉体によるダンスのコラボレーションです。
こうやって書くと、「あー、そういう感じのやつね」と思われるかもしれません。
Perfumeのライブのように、最新のテクノロジーが舞台演出に取り入れられたり、
VR体験のように、最新テクノロジーを紹介&プレゼンするようなステージ、
そう言ったものを頭に浮かべるかもしれません。
しかし、これはちょっと違いまして、人間とテクノロジーの関係性が違うのです。
先の例で言えば、前者は人や舞台を活かすためにテクノロジーがあり、後者はその逆。
関係性でいえば、どちらも主従関係が成り立ちます。
ところがこの企画では、その関係性が対等、というより〈あやふや〉に近いように思います。
まずテクノロジーは、人を動かし、踊らせるための〈動機〉として存在していて、
ダンサーたちはそれらのアプローチを受けて、それをきっかけに踊ります。
また機械たちは「プログラムされた通りに動く」ということではなく、
ダンサーたちのリアクションを受けて動きが変わる、「不安定」さと「自律性」みたいなものが組み込まれています。
その結果、機械と人間での相互作用で動きが都度変化していく。
そんな関係性でテクノロジーとダンスがコラボレーションしています。
あくまで僕が主観で書いちゃっているので、全然違ってたらどうしようっていう不安もありますが、
僕はそんなふうに捉えて携わらせていただいていました。
ちなみに現場は結構刺激的でして、
・そもそも全てのパートが基本インプロ(即興)
・違う分野のチームとの共同作業、さらにはテクニカルが複雑なために、予想外のこと起きまくり
・いろんなことを試してみようということで、色々挑戦したのですが、とにかく時間がなくてドキドキ
・お弁当が美味しい
というわけで、今回はあくまで制作途中の発表会。
今後をとても楽しみにしている企画の一つであります。
よかったらご覧ください!!
齋藤
↑ こちらからチラッと覗けます!
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