後期レポート
2003年12月12日 Posted in 2006以前
本日、唐教授の受け持つ講義、「舞台芸術論」、「演劇の現在」、二つの授業のレポートが唐教授の下に提出された。課題は、唐組「河童」、そして、唐ゼミの「鉛の心臓」の二つの劇を生で見た上で、それに関するレポートであった。
この二つの劇を見ることは、普段、演劇に縁がない学生にはとって、とても良い刺激であるようだ。ストーリー、意味など理解できなくても、シーンが語りかけるものに刺激され、それぞれに様々なことを考えるようである。
唐教授はこのレポートをいつも楽しみにされている。レポートの中には、鋭い観察のものもあり、唐教授自身、膝をたたくことがある。作・演出・監修と自身が務めても、自分の意図していない指摘は、新しい発見と刺激を与えられるようである。
それは確実に唐十郎という演劇人に吸収され、再び作品の一部として目にすることができることでしょう。
講義の課題として、劇を観なくてはならないという状況下で観に来ていただいた学生の方も、次の公演には講義とは関係なく、足を運んでくれている。唐ゼミ一同、感謝の念でいっぱいです。
大阪公演。これがどういった公演になるか分からないが、足を運んでいただいた方々と、劇を通してではあるが、シーンごとにコミュニケーションが取れれば、幸いのことです。大阪公演、お楽しみに。
(Toshinobu Adachi)
トラックバック (0)
- トラックバックURL:
コメント (1)
コメントする
(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)
Very interesting, thanks! :)-lorazepam