4/19 (日) 映像編集とDVDのこと(齋藤)
2020年4月19日 Posted in 日々のこと
唐ゼミでは、公演が終了すると映像をDVDに仕上げる風習があります。
というよりも、僕が映像編集にハマってしまった時期があり、
今でも作らさせてもらっています。
↑ 今まで作ったDVDとパソコンの編集画面
きっかけは2009年の『下谷万年町物語』。
今振り返っても非常に無茶な部分が多い公演でした。
出演者が多すぎてまともな楽屋スペースもない、11月の公演にもかかわらず数名の衣装はふんどし一丁、
挙句舞台上の水の中に飛び込んでもらったり。
そんな大変な公演でしたので、出演者の方達に何かお礼がしたい、
そこで思いついたのが、DVDでした。
せっかくお渡しするなら、ディスクだけでは味気ない。
販売品と見まごうような、引越しの時に捨てられないような、そんなDVDを作ろうということになったのです。
最初は知り合いの映像系の方に製作をお願いしていましたが、
徐々に自分で作るようになり、すっかりハマってしまいました。
作ってみて初めて分かったのですが、
本編の編集に始まり、オープニング、エンドロール、メニュー画面、DVDジャケット、ディスクラベルに、特典映像・・。
やり始めるとキリがありません。
唐十郎リサイタルの頃が一番のピークで、
大量のカメラが抑えた映像を全てチェック、CDも同時製作。
DVDの字幕モードに全ての曲の歌詞を打ち込み、タイミングを調整。
すごく苦労した覚えがあります。
↑ リサイタルのディスク。この時は後輩と一緒に作りました。お気に入りの一枚(実際は二枚)
そういえば先日、唐十郎リサイタルのDVDがヤフオクに出ていたことがありました。(こちらの記事参照)
中野さんを筆頭に、皆、怒りと悔しさで盛り上がっていましたが、
僕だけが「16,000円」という金額にどこか誇らしげな気持ちを持っていたことは秘密です。
このご時勢ですので、最近は自宅ですっかり編集三昧の日々を送っています。
ジョンシルバーのDVDもようやく完成間近。
完成したらお家でご覧いただけるもの(『劇団唐ゼミ☆ 劇中歌集』の続きなど)をつくってみようかと思案中です。
その時は改めてゼミログでお知らせさせていただきます!!
齋藤
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