8/19(火)ニューウェーブ初日
2025年8月19日 Posted in 中野note
ニューウェーブ組が初日を迎えました。
今朝は早朝から横浜駅のドンキホーテに行き、殺虫ラケットを探しました。
微弱に流れる電流により触れた虫を倒すというアレです。
というのも、夜ともなればエコー劇場の入り口に大量の虫が集結するのです。
すぐ隣の渋谷川で発生した虫が電灯めがけて集まってくる。
そうすると、うちのお客様の行き帰りが不快になってしまいます。
ここはひとつ、ラケットをブンブン振り回してお迎えをお見送りを
しようと決意しました。緊張して迎える初日の朝の、良い散歩です。
本日の動きは下記の通り。
10:30 劇団員集合
11:00 全員集合、朝礼、掃除、客席づくり
11:30 昼食とメイク開始
12:00 歌練習
12:50 カーテンコール確認
13:20 ゲネプロ開場
13:30 ゲネプロ
15:10 ゲネプロ終了
15:30 修正
16:00 受付準備、夕食、メイク開始
17:30 歌練習
18:30 開場
19:02 開演
20:42 終演
21:00 掃除
21:15 終礼、解散
22:00 退館
今日はお客さんは満員で、私たちは小躍りして受付開始時間を迎えました。
初日なのでスタート時の受付には硬さがありましたが、同期の桜組の
皆さんも手伝いに来てくれました。
お客様対応が開場時間中に良くなっていきました。
劇団として初めて挑戦した指定席配券も上手くいきました。
去年、狭いロビーがごった返したり、暑い階段でお待ち頂かなければ
ならなかった反省をいかし、指定席と、チケットの事前郵送を行った
成果が出ました。椎野を中心に、琴松、かくたさん、三木香さんで
腐心してきた成果が実りました、劇を観てもらう前の環境づくりが、
どれだけ本番を助けるか。入口前で殺虫ラケットを振り回しつつ、
稽古後にずっとチケット対応してきたメンバーに頭が下がりました。
いよいよ本番です。
上演時間はせりふのスピードと段取りをよくして、
去年より5分ほど縮めることができました。実際には100分弱。
そこに、開演前の慌ただしさやカーテンコール後の挨拶を足して
105分弱になるよういう寸法です。
唐ゼミ⭐︎ではせりふのやりとり、所作ごとの因果関係をかなり
細かくつくりますが、それだけだとどうしても劇全体がもたつきます。
そこを、よく消化しながら回転をあげることで、劇全体が推進力を
持つよう皆で工夫してきました。それが実っています。
一方で、今日は初日でしたし、特に序盤を司る主任役の米澤が硬かった。
客席を温め、あ、これは笑っていいものなんだ!という余裕を自然に
伝える方法について、終演後に話し合いしました。
これは一朝一夕に体得できないものですが、だからこそこの公演を通じて
米澤がマスターすべき呼吸です。
お客様をお送りした後は舞台と客席を掃除し、楽屋内で今日の反省点と
今後のスケジュール確認、ニューウェーブ組の2回目に向けた目標を
設定して解散としました。
個人的には。
ゲネプロの後に、雷蔵くんや木之枝くんと血糊の増強に取り組んだこと、
また、いつも駐車しているパーキングが満車で、恵比寿駅周辺を昼前に
さんざん彷徨ったことが印象的でした。初日は浮き足立つもの。
帰り、第三京浜を降りたあたりから急に眠くなり、気をつけながら
家に辿り着きました。
ニューウェーブ組のみ出演の何人かは、お酒を飲みに行ったようです。
こういうのも初めての取り組みですが、彼らなりに公演をたのしんで
くれています。両組を合わせて、全体に家族的な雰囲気があります。
明日は、同期の桜組の初日です。
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