5/11(火)とくめぐみ俳優ワークショップ レポート

2021年5月11日 Posted in とくめぐみの俳優ワークショップ
コロナ禍のゴールデンウィーク、皆さんどのように過ごされたでしょうか。
GW最終日の9日は、7回目のとくめぐみ俳優ワークショップでした。
初参加の方を含め5名の方と一緒に学び、活気のある2時間となりました。

まずはしっかりとストレッチをし、身体と顔から余計な力を抜き
リラックスした状態を作ります。
以前も書きましたが、私は顔のストレッチが好きです。
途中とてもひどい顔になりますが、終わるとスッキリします。
舌をしっかり動かすストレッチの後、禿さんが頭頂部をマッサージしながら
「これ(舌のストレッチ)やると、私は頭が痛くなるんですよね」と。
実は私も毎回、頭頂部が痛くなる。これがまた効いてる感じがして好きなのですが
結構痛いです・・・。

ブログ 5.11  2.jpg

そして呼吸。呼吸の道筋を探る。
こちらも毎回やっていると段々、道筋をしっかり意識できるようになります。
鼻から吸い、吸った息が頭頂部、後頭部と頭をそって入っていくイメージ。
そして、吐く時にまたゆっくり同じ道筋を通って戻ってくるイメージ。
このイメージは科白を言う時にも役にたつのです。
詳しくは、ワークショップで!

さあ、しっかりと体が柔らかくなったところで、後半戦。
声を出していきます。
『唐版 風の又三郎』の科白に行く前に、
今回は、科白、言葉の意味をしっかり実感して、そして声に出す
というところに着目して練習しました。

喜怒哀楽を表す言葉。
例えば、嬉しい、楽しい、悲しい、辛い...等々。
その感情をしっかりと自分で実感して、「うれしい」と言ってみる。
自分がしっかり実感して科白を言わなければ、お客様には伝わりません。
参加者の皆さんに実践して頂きました。
皆さんそれぞれとても実感がこもっていて、素敵でした!

この後、『唐版 風の又三郎』の織部の科白に移ります。
長科白のうちの3行。
役者が科白を言う時は、同時に沢山のことを考え、沢山のことを行いますが
今回は、感情の切り替え、距離感に注目して言ってみました。
初めての方には、何度も繰り返しやってみてもらいましたので、少しずつ何かを
感じて頂けてたのではないかと思います。
毎回参加して下さっている方々は、目に見えて変化があり
聞いている私もドキドキしました。


終了後に、参加者の皆さんの感想では以下のようなことがありました。

・呼吸と自分の体がバラバラだということに気づきました(初参加)
・織部の科白は何度も聞いているし、中野さんのWSでも扱っているが
いつもと違う視点で触れることができて、面白かった。
・呼吸と科白の関係であったり、感情の切り替えであったり
これまでWSで聞いてきたことがだんだんわかってきました

是非、多くの方に、俳優がどんなことをやっているのかを
ワークショップで体感していただけたらいいなと思います。

では、また来週!


とくめぐみ俳優ワークショップ 詳細

ワークショップが、毎週開催になりました!!!
ご予約お待ちしております。



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