8/5(木)とくめぐみ俳優ワークショップ レポート(ちろ)
2021年8月 5日 Posted in とくめぐみの俳優ワークショップ
こんにちは、ちろです。
昨日は水曜日、とくめぐみ俳優ワークショップ。
ラスト2回のうち1回が終わってしまいました。
今回は『唐版 風の又三郎』より、高田三郎とエリカのシーンです。
これまでは大体1ページ程度のボリュームでしたが、
このシーンは2ページたっぷり。
読み応え、演り応えがありました!!
これまで何回か会話のシーンをやってきましたが、
以前から禿さんは
応用編として「皆さんと、いつかこのシーンをワークショップでやりたい!」と
楽しみにしていたみたいで、それが今回実現したわけです。
楽しみにしていたみたいで、それが今回実現したわけです。
いつもにまして、禿さんも、参加者の皆さんもわくわくしているのがよくわかりました。
扱ったシーンは、三幕後半。
一、二幕で散々エリカを足蹴にしていた高田が
このシーンでは一転、「お前は俺の女だ!」と
エリカを口説きにかかるシーンです。
ラブシーンです!!
揺れ動くエリカの心と、逃すまいと追いかける高田の想いが
この2ページの科白に乗っています。
尼に扮したエリカと、高田 (写真 伏見行介)
この会話を稽古するのに、特に次の事に留意して行いました。
これまでやってきた事のおさらいです。
・しっかりイメージする
・相手に投げかける
・相手の科白の語尾の音の高さをよく聞き、合わせる
・語頭に母音を効かせるよう意識する(低音を意識する)
今回は科白量が多いこともあり、まず、二人一組で個別練習しました。
え、ZOOMで練習できるの?って不思議に思いましたが
ZOOMにはブレイクアウトルームという機能があり、
なんと少人数でグループ分けして
会話することができるのですね。(便利!)
本ワークショップでは初の試みでした。
「男性陣の皆さんは、是非色男になって相手の心を揺さぶってください。」
と
禿さんの激励の言葉とともに、我々は二人一組になり
五分間の稽古の旅にでました。
そして五分後、また皆で集合してとにもかくにも、二人ずつ読んでみました。
お互いに聞いてみて、
自分の科白に終始してしまってキャッチボールが出来ていなかったり
語尾が弱くなって相手に届いていなかったり、と
色々な点に気が付きました。
自分も含め皆さんが
色々なポイントに意識を向けながら
注意深く読まれているのは
とてもよくわかりました。
(私はと言えば、これまでに、稽古や本番で何度もこのシーンを観たり
聴いたりしていますが、
いざやってみると 思うようにはいかないなと、自分自身にがっかりしました...)
いざやってみると 思うようにはいかないなと、自分自身にがっかりしました...)
今回は、突然の二人きりの密室(オンライン上)での本読みに
皆さんちょっと照れ臭かったとのことでしたが
それ以上に面白くて楽しい体験だったとのことで、ほっとしました。
素敵な科白なので、女性陣の感想の中に、男性の皆さんがとても魅力的に感じたとのあったのも納得。
またやりたいですね!
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