11/26(土)劇中歌WSレポート
2022年11月27日 Posted in 劇中歌ワークショップ
「夜叉綺想」の完結!
前回から、もう10ページでこの物語が終わるとは思えぬほど
まだドタバタが続いておりました。
それでは最終回いってみましょう!
博士、刑事たちの他に、さらに女たちも敵となり、二人の前に現れます。
ギリシャ神話からの引用をしながら、野口と共に逃げようとする牛乃を
許さないと言わんばかりに迫って来ます。
一方、博士がずっとケイコの生まれ変わりとして付き纏っていた女は
ヒモと共に旅へ出るところ。
しかし、他の女たち同様、額に傷を持ったその女は、様子がおかしい。
ついには自らを木綿針で刺し、ヒモのことも刺してしまう。
(舞台上が混乱し始めていますが、まだ続きます。)
ヒモは最後の怒りを匕首に込めて博士に向かうも
博士はなんと、牛乃を身代わりに押し出す。
それによって牛乃は刺されてしまう!
牛乃が痛手を追ってもケイコを奪った二人への怒りは収まらない。
野口と牛乃が繋がれた手錠を、牛乃の肩ごと斧で切り落とそうというのだ。
(とっても、恐ろしい。)
しかし、博士の斧は誤って、野口の手首を切り落としてしまう。
弟の手首を切り落としても、歌を口ずさみながら去る博士。
人間味のいよいよなくなってしまった博士におののき、刑事や女たちも退場。
舞台上には、野口と牛乃のみ。
手首を切り落とされ、腹を刺されたボロボロ状態。
それでも女王様として「マブ」と呼んでくれ、と最後の力を振り絞る。
しかし、牛乃は力尽きてしまうのであった。
「おつりを返す」と、野口と共に罪をかぶり
逃げる覚悟をした牛乃も今はおらず、たった一人の野口。
なんの希望も無くなった彼が唯一助けを求めるように叫ぶ
「マブマブ・ドリュイド!」
舞台後方から、牛が現れ、
牛乃を乗せて、彼女を連れて行くのであった。
さて、12月は「ジョン・シルバー」を取り上げます!!
長ぜりふをみんなでやってみたい、ということで
この戯曲にしました。
12月3、10、17、24日に開催します!
さらに実践多めのWSにしたいと企んでおりますので、
ご参加お待ちしております!
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