8/27(土)劇中歌WSレポート

2022年8月28日 Posted in 劇中歌ワークショップ
『ジャガーの眼』最終回でした!

前回やった二幕の終盤のこと。
励まされたしんいちがジャガーの眼の
持ち主として奮闘しようとしていたところに
『しんじさん』と、くるみは声をかけてしまう。

くるみは、そのことが引っかかってしまうのならばと、
しんじの思い出となるものは、ポイポイ投げ捨てていく。

その勢いに巻き込まれながらも、しんいちは再び気を取り直す。
そこへ、『ジャガーの眼』の最初の持ち主であると
主張する者が二人の行方を阻みます。

台本上では「眼帯をした男」、と書いてあるこれは「扉」のこと。
Dr.弁と、扉によって追い詰められた二人の元へ、上司の「田口」がやってくる。

しんいちの目を買い戻そうとする彼らを「田口」は、
決定的な一言で黙らせる。
ジャガーの眼の最初の持ち主は、自分である!


実は今回ワークショップ、初参加の方が来てくださり、
「この路地にきて」が好きというお話をしてくださったので
戯曲を全てやった後に、この歌へと戻りました。

すると、寺山修司さんのエピソードが散りばめられた歌
として冒頭で聴いていたこの曲が

自分の眼の次なる持ち主をのぞく「田口」の歌に変わりました。

『ジャガーの眼』を巡る、3人が集結し、
サンダル探偵社を押していくラスト。

最終回にしては、たくさん盛り込んでしまって反省。
9月から取りかかる作品も、たっぷり三幕あります。
歌詞の意味に踏み込めそうな作品を選びました。

IMG-2002.PNG

9月は『夜叉綺想』をとりあげます!!
唐ゼミ☆で上演した作品です。
一緒に取り組んでくださる方、お待ちしてます!

詳細はこちらへ!
http://karazemi.com/perform/cat67/ws-2.html

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