9/13(日)お茶の水実地見聞の旅(津内口)
2020年9月13日 Posted in 劇団員note
先日、禿さんに誘ってもらい、お茶の水に行きました。
『唐版風の又三郎』の三幕の舞台はお茶の水です。
唐さんは明治大学出身なので、とても身近な場所だったそうです。
私にとっての和田町みたいなものかなあ。
そう思うと、細部まで詳細に書かれた町の描写も納得です。
劇中のエリカの台詞にこんな記述があります。
「今日、お茶の水に行ってまいりました。陸橋の冷たい石に顎のせて暗い運河を見下ろし、あんたのために手を叩いたのよ。」
ということで、聖橋に到着した私たちも、エリカよろしく陸橋の石に顎をのせてみたのですが、
酷暑の夏、灼熱の太陽に照りつけられた欄干の期待を裏切る熱さに笑ってしまいました。
時期的にも正解のはずですが、真昼間だったのが敗因でしょうか。。。
でも、思ったより緑が多いなあとか、確かに電車はエンコしそうだよねとか、
台詞に登場する町を思い浮かべながら過ごすのはとても楽しい時間でした。
他にも行ってよかったのは、ニコライ堂!
(↑ニコライ堂。高台部分がわかる写真を撮り忘れる痛恨のミス)
美しい外観を見られたことはもちろんですが、特筆すべきはその立地。
というのも、こんな台詞があるのです。
「ニコライ堂が陥没したそうです。地面の奥にどんどん陥没してゆくそうです。」
インターネットで事前に見ていた写真ではわからなかったのですが、ニコライ堂は結構な高台に建てられていました。
これは確かに陥没する余地があるなあ!と納得。
充実の実地見聞の旅でしたが、後日中野さんのブログを読んで、
ジロー訪問の絶好のチャンスを逃してしまったことに気づき、悔しい思いをしました。
今も虎視眈々とジローチャンスを狙っています。
津内口
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