3/5(火)ウォーフでの集中稽古はじまる
2024年3月 5日 Posted in 中野WS『鐵假面』
昨日から若葉町ウォーフに帰ってきました。
ここで1週間の集中稽古を行い、一気に劇を叩き上げます。
そのために1階の劇場空間をお借りし、舞台装置である公衆トイレの
セットを組みました。今回は単なるテント公演でなく、
客席にテント、ステージは屋外という折衷のスタイルです。
なぜかといえば、この『鐵假面』が公園に夜な夜な集まってくる
人間たちのドラマだし、何より伸び伸びと弾け、駆け回る役者たちが
観たかったのです。
そういうわけで、公衆トイレの上と地面で人が喋ったりする趣向で
臨みます。これはけっこう楽しい。初めは装置のアトラクションぶりに
身体が戸惑っていた役者たちも徐々にこれを使いこなし始め、
正直、初日の昨日は不安でしたが、今日は気持ちよく稽古を
終えることができました。『鐵假面』には、ワンポイントリリーフ的な
登場人物たちが数多く登場し、コンパクトな時間でグイグイと
自己主張してきます。彼らがこのセットを使いこなして躍動し始めると
面白く、これだけの大仕掛けを組んだ甲斐があります。
寒さは雨は心配だけど、やっぱり暴れ回る芝居が観たいと思って
賭けている企画です。
お客さんも徐々に増えてきて、久しぶりの公演にも関わらず
私たちのことを覚えていてくださったのだと励まされています。
この間、齋藤はハンディラボに籠って作業をしています。
難易度の高い仕掛けや公演会場に飾る看板なども作っています。
あと十日で現場入り、建築確認・消防署・保健所とのやりとも
大詰めで、一気に畳み掛けています。
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