7/18(金)横須賀にやってきた
2025年7月18日 Posted in 中野note
↑ぜいたくな空間です
今日から横須賀に来ています。
明日の『オオカミだ!』2回公演に備え、
搬入・仕込み・リハーサルをしました。
いつもは車で訪れる横須賀ですが、
今日から週明けにかけてすぐ近くのヴェルニー公園で
BMXフリースタイル「マイナビJapanDup Yokosuka 2025」が
行われるために、渋滞を恐れて電車でやってきました。
劇場スタッフの方々が手厚く、想定よりサクサク仕込みが
済みましたので、リハーサルも早く開始できました。
そこから場当たりをして、通し稽古をして、
今は横須賀の飲み屋にいます。
久々の再会だし、明日の公演が終わったらケッチさんが
すぐに福岡に帰るので、明日が11:00開演だろうと
今日も懇談会をするのです。
明日は9:00に劇場に入り、いよいよ大勢の子どもたちをお迎えします。
一度に相手にする最多人数を更新します!
7/17(木)今日から『オオカミだ!』
2025年7月17日 Posted in 中野note
気持ちを切り替えて『オオカミだ!』に臨みました。
本日は若葉町ウォーフでリハーサル、明日は横須賀芸術劇場に入り、
明後日に2回公演します。ありがたいことに満席だそうです。
来週末は金曜にひらしん平塚文化芸術ホールに入り、
翌7/26(土)にやはり2回公演します。こちらは大ホールで
上演しますので、まだ予約を受け付けることができます。
ぜひお誘い合わせください。
今日はリハーサルの後に食事会をして、
初演から2年5か月しか経っていないことに皆で驚きました。
下北沢本多劇場、ザ・スズナリ、青梅の中学校、母島、
KAAT、竹の塚の小学校、という具合に変遷してきました。
ずいぶんいろいろなところをめぐってきたので、
時間が経った気がするのです。
ケッチさんをサポートする黒子役はすでに4代目、
写真右側のダンサーの野沢心南(のざわ ここな)さんが、
短いリハーサル期間ですべての段取りを自分のものにしてくれました。
この演し物は小道具が大量にあり、短い時間に多くの動きと
取り扱いがあるのですが、それらを見事にクリア。
先ほどまで、皆で安心してエスニック料理を食べました。
明日のお昼には横須賀に入ります。
7/16(水)本日の前進
2025年7月16日 Posted in 中野note
↑本読みですが、タップダンスの場面がくると、鍵山君と麻生君が
立ち上がり、場が湧きます
みんな、良い発声で、せりふや台本の中身を反映した読み方が
できるようになったら、そこに活き活きとした色付けを加えていきます。
よく内容を理解したら、それを、その時々の状態に合わせて、
どんな態勢や観客のリアクションにせよ展開していけるように
なることが目標です。
本読みをいつも通り10:00-14:00までやって、
そのあとは衣裳を探す作業をしました。
↓赤松怜音さんに合わせた、新たな「貝」像を模索します
唐ゼミ☆には一定数在庫があるので、それを引っ張り出して
きて試着し、これから新たに買い揃えるものを考えたり、来週から
始まる立ち稽古に本番を想定した着衣で望めるようにするのです。
さらにその後、私は別件で海老名と座間に出かけましたが、
米澤はうちに寄って食事をとったそうです。
米澤にはその後、私の代わりに神奈川県演劇連盟の定例会に
出席してもらいました。栄養と社交性を身につけるために、
彼も頑張っています。
↓食事もまた、役者修行なのです
7/15(水)稽古と食事と稽古
2025年7月15日 Posted in 中野note
↑灰汁をとったところです
連日、暑い中を集まって本読みをしています。
時間は10:00-14:00。そこで12時前後の休憩は少し長めに20分とり、
みんなが持ち込んだ思い思いの軽食をとっています。
新しいチームなので、例え短時間でも食事しながらおしゃべりするのは
なかなか良いものです。出会ったばかりのメンバーが打ち解けていく。
先日、陣中見舞いに梅干しを贈ってくださった方がいて、
なかには持ち込んだおにぎりに合わせて食べる人もいます。
梅干しは個包装になっているのでぜいたくな飴のように食べることも
でき、皆で気に入っています。夏場の梅干しは美味しい。
本読みは順調で、基礎的な発声や喋り方、本の読み方を重点的に
伝え、成果を上げています。目に見えて変化していきます。
今回は2チームありますから、こうして整えた先に、みなの個性が
発揮されることになります。同じようなことをやっても面白くない。
個々の仕掛けあい、奮起を推奨します。
こうなると、気になるのは冒頭にあげた食事のことで、
身体を支える栄養が芝居を支えることは明白です。
明日の夜、稽古後の米澤を別件でうちに寄らせるので、
豚汁をつくることにしました。肉と根菜を大量にとらせ、
生姜で発汗させて英気を養ってもらいます。
椎茸は清川村のもの、味噌は津久井のもの。
神奈川県内を仕事で巡るなかで発見した材料も入っています。
1日では大した変化がないでしょうから、なるべく稽古後に寄らせる
つもりです。こういうことも、新しい挑戦の一環です。
7/14(月)『黄金バット-幻想教師出現-』本読みWS 第11回(最終回)
2025年7月14日 Posted in 中野WS『黄金バット-幻想教師出現-』
↑この本に引き続きお世話になります!
先々週、先週と『少女仮面』本読みWSで中断していた
『黄金バット-幻想教師出現』の最終回。
3週間ぶりですから、過去の内容を思い出しながら大団円に向かって
ラスト20ページを突き進みました。
ポイントは2点です。
・「ブドリ」と「ヤドカリ・ミサ」&「自閉症児たち」の対話とすれ違い
・「ブドリ」が幻想教師として再生するまで
まず、「ブドリ」の前に「ヤドカリ・ミサ」が現れます。
スパルタ教師「ヒサコ」に連れられていった自閉症の女の子で、
宮城に向かう電車から落ちて亡くなった「ヒサコ」とはぐれて依頼、
「ミサ」は歩いて東京に戻ってきたのです。(仙台-東京は約350km)
「ミサ」は、風鈴学級のクラスメイトである自閉症児たちとともに
「ヒサコ」の耳を差し出します。これが何を意図するのか。
・スパルタ教師「ヒサコ」に対する生徒たちからの復讐
・敬愛する「三上先生」の耳のかわりにこの「耳」を提供
などの説が考えられますが、「ミサ」と「自閉症児たち」の意図を
汲み取ることは難しく、「ブドリ」は図りかねます。
(私としては、残酷ながら、前者ではないかと考えています)
いずれにせよ「ブドリ」は自分が落ちこぼれ生徒であることを
アピールし、「ミサ」たちと打ち解けかけます。
が、そこへ飛び込んできた「ヤゴ」が「ブドリ」を「先生」と
呼んだことで、「ブドリ」がかつてスパルタ教師「アヤトリ先生」
だったことが「ミサ」たちにバレてしまい、自閉症児たちは去って
いきます。もう少しのところで心が通じかけていた「ブドリ」は
孤独に陥り、「ヤゴ」を使いに出して離れていく「自閉症児たち」を
引き止めようとします。「ブドリ」は「黄金バット」となって飛ぶ
姿を見せることで、「自閉症児たち」の心を掴もうとします。
が、長屋の2階から飛んだ先には、「鎌いたち」らによる罠が仕掛け
られていました。地面に置かれた「鎌」によって「ブドリ」は
耳を削がれ、頸動脈すら切ってしまいます。
傷ついた「ブドリ」を見届けて、「消しゴム売りたち」「見世物師」
「合羽屋&小夜子」「議員たち」は去っていきます。
残された「タキザワ」「ヤゴ」は、モグラ・タンクを呼び出し、
事切れていく「ブドリ」を地中深くに送り込みます。
それは何故か。
「ブドリ」は地中に進むことでシャレコウベになり、やがて
「黄金バット」になる。教師として復活することができるのです。
ラストシーン。
死んだはずの「ブドリ」が「黄金バット」として舞うのはそういう
経緯です。唐さんの筆致としてはかなり強引ですが、骸骨である
「黄金バット」になるために、「ブドリ」は死に、地中に潜るのです。
理想の「幻想教師」を目指す物語の完結です。
三幕ものの長丁場でしたが、ずっと読んで下さった皆さん、
ありがとうございました。
来週からは、姉妹作である『お化け煙突物語』を読みます。
『下谷万年町物語』をきっかけに自分のルーツを探っていこうと
する唐さんの試行錯誤を追究しましょう。次回は7/20(日)です。
7/13(日)せかいいちのねこと少女仮面とエトセトラ
2025年7月13日 Posted in 劇団員note
昨日から少女仮面のチケット発売が開始しております。(予約はこちらからどうぞ!)
ZOOMでの読み合わせを経て、対面の読み合わせが始まっています。
僕もまだお会いしていない方がいるので、一度どこかで顔出したい、と思うのですが、
今、別の演目の稽古中でなかなかそうもいきません。
ちなみにその演目はこちら!

あれ、前もこんなこと言ってなかったけ?と思われた方、そうです。再演が決まり、只今絶賛稽古中なのです。
そんなわけで、あまり唐ゼミの方に顔は出せていないのですが、隙間時間でコツコツと作業しています。
稽古場道具を作ったり(過去の記事はこちら)
仮面をニューキャスト用に作ったり(過去の記事はこちら BY津内口)
・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・。
あれ、、ゼミログを書こうとするたびに、昔一度書いたことある記事にぶつかる・・・・。
それもそうなのです。
今年は実は僕にとっては再演イヤーなのです。
3月、新国立劇場 『オバケッタ』
8月、日生劇場 『せかいいちのねこ』
8月、劇団唐ゼミ☆『少女仮面』
ゼミログには書きませんでしたが、実は5月に演出部で関わらせていただいた演目も再演でした。
もちろん、初演に比べたらいろんなことがビルドアップされていて、やっていることも結構違うのですが、
とはいえ、やはり同じことはしているので、ここ最近は常にデジャブを感じています笑
正直、初演の暗中模索しながら作品を立ち上げていく作業が恋しくないです、といえば嘘になりますが、
再演の包丁を研ぐように作品を研磨していく作業も同じくらい刺激的です。
再演が続く中で、なんとなく流してしまっていたことを、改めて疑惑の目を向ける癖がつきました。
当たり前だと思ってしまっていないか、
もしかしたらここには何かあるかも。
このシーンは本当にこれで良いのか?
自問自答しながら、日々精進しております。
そうそう、最近のニュースとしては、実は作業場の近くにうまい立ち食いそばを見つけまして・・・・(過去の記事はこちら)
あれ? これもゼミログに書いて・・・・・・。
(齋藤)
7/12(土)今日は『少女仮面』のチケット発売日!
2025年7月12日 Posted in 中野note

↑今の自分を奮い立たせてくれる、会心の読みものでした!
1993年に上演された松岡和子先生翻訳の『ガラスの動物園』公演
当日パンフレット。唐さんが寄稿しています
今日は『少女仮面』のチケット発売日でした。
朝から自転車に乗った娘とジョギングに行き、
昼前には息子と県民ホールの仕事で愛川町と清川村に行きました。
そうして、子どもを私が引き付けておくと、椎野に少しは余裕が
生まれて、『少女仮面』の受付業務をする余裕が生まれるという
わけです。子どもらが家に居ればいるほど、家の中が荒れていく。
ありがたいことに、多くの方が『少女仮面』に申し込んで下さって、
客席が埋まり始めています。ひとつひとつの予約、ひとりひとりの
お申し込みに椎野は励ましを受けていて、嬉しそうです。
その様子は、明後日月曜日の稽古の時に、みんなに直接にも
レポートしたいと考えています。
今年は、指定席でチケットを販売しています。
予約してくださった方には事前にチケットをお送りして、暑いなか
お待たせすることがないようにと考えています。
舞台は去年より熱く、俳優は熱演がモットーです。
来週には増刷したチラシが届き、稽古の間の配布、
ポスター設置も続けたい。
そうそう。先日、明治大学の講座で松岡和子先生が
『ガラスの動物園』を翻訳上演した時の話を披露してくださいました。
唐さんに当日パンフレットへの寄稿を依頼し、その内容に触れる
くだりがありました。松岡先生のこのパンフレットへの注力は
素晴らしく、他にも、別役実さん、清水邦夫さんの文章も
載っています。
気になって、講座を聴きながら古本屋さんから取り寄せました。
実に読み応えがあります。松岡先生が触れたように、唐さんは
この文章の中で、『ガラスの動物園』の中でローラがひときわ
愛着したユニコーンの角の行方を追っています。
さらに、それ以上に、ガラスの動物たちと、それを覗き込む
ローラと、ローラを取り囲む登場人物たちを照らし出す
ローソクのまたたきにも粘着質に迫っています。
唐さんのエッセンスが詰まった文章です。
何度も何度も読んで、触発されました。
これを引き出してくださった松岡先生に感謝!
2025年8月公演 『少女仮面』ご支援者様ご芳名
2025年7月12日 Posted in ご支援
第33回公演『少女仮面』
ご支援を賜り誠にありがとうございました!
感謝をこめて、お名前を掲載させていただきます。
【ベスビアス 伍口】
仲原 正治様
【ベスビアス 参口】
室井 絵里 様
【ベスビアス 壱口】
堀江 信夫 様
大幸 岳志 様
ふじみん 様
アキコ 様
鍼福 様
砂田ファクトリー 様
泉谷 渉(劇団横濱にゅうくりあ) 様
田口 則子 様
さくらファミリークリニック 朴 繁京 様
ギャルリーパリ 様
【富士 壱口】
ヒロヒサ 様
本永惠子デザイン室 様
井波 和夫 様
7/11(金)対面稽古が始まる。明日からチケット発売
2025年7月11日 Posted in 中野note
↑まだ30部ほど余分があります。貼れる場所があったら教えてください
新しくつくった「ニューウェーブ組」の始動です。
鍵山大和くんが初めて出演、
赤松玲音さんと宇野雷蔵くんに初めて大きな役をお願いするので、
この3人を中心に稽古が進みます。台本はあらかじめzoomで読んで
内容は入っているので、ここからはひとりひとりとの声や
せりふづくり、動きづくりが主題になります。
そうして個々を整え、お互いに感じ合うようにしていきます。
そうしているうちに、せりふが入ってくればしめたものです。
午後には終わって、さらにチラシやポスターを持って帰って
もらいました。宣伝活動を並行して行います。
せっかくお店の好意で良い場所にポスターを貼ってもらったのに、
昨日の大雨ではがれてしまったそうなのです。
そこで、貼り直しに行こうというわけです。
明日、7/12(土)10:00からチケットの発売開始です。
みんなで一斉にSNS発信する仕込みをして、今日は解散しました。
ひとつひとつ、稽古の段階がステージを上げていきます。
7/10(木)昨日の写真の貼り忘れ!
2025年7月10日 Posted in 中野note
昨日のゼミログ。
アップロード時に写真を貼りそびれました。
というよりも、貼ったつもりが、せっかちな自分はデータが
しっかりと上げられる前に公開ボタンをクリックしてしまったようです。
というわけで、改めて写真を載せます。
見よ。この地面スレスレに貼ったポスターを。
創業明治8年の高山本店さん、改めてありがとうございます!
今ごろ、大雨を浴びていないかかなり心配です。
近く貼り直しに行ったほうが良いかも知れません。
一枚一枚貼って歩くと、かように愛着が湧きます。
神田古書センターの1階です。
付近を通る方は見てください。
奥に息子もいます。
子どもたちを二人とも帯同してチラシ・ポスターを設置して回った
結果、ふたりにバイト代を求められました。300円ずつ。
人件費が高騰しています。