8/27(水)下北沢へ

2025年8月27日 Posted in 中野note
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日常に復帰しています。
今日から息子と娘は学校が始まり、彼らは親が止めるのも聞かず
早く家を出ようとします。久々に学校が始まるのが嬉しいようです。

私は朝から県民ホールで打ち合わせして、それから中井町に行きました。
秦野市の南側、二宮町の北西側、小田原市の東に位置する町です。
ここには気持ちの良い公園とカフェがあって、このカフェで県民ホールの
イベントをしようという計画です。2年後には町に、新しいホールが出来るそう。
これも盛り上げたい。

それから横浜に戻り、今度は下北沢を目指しました。
俳優の龍昇さん主催の『阿呆列車』公演があり、『オオカミだ!』の
岡島哲也Pがこれを制作しています。演出の流山児祥さんは、
こちらの公演直前にも関わらず『少女仮面』を観に来てくださいました。
台本は、内田百閒の名作を平田オリザさんがシナリオ化したものです。

75分。頭を空っぽにして観る時間でした。
『笑ゥせぇるすまん』で忙しすぎる会社員がふと現実を離れて向かう
無為な旅。そういう様相でした。流山児さんですからところどころケレン味も
ありますが、原作を活かして抑制が効いており、のんびりした振る舞いが
魅力の龍さんが活きた公演でした。小さく製作されていて、持ち運びに
向いているのも良い。この後、秋田と台湾での公演も控えているのだ
そうです。

客席で、久々に会うダンサーの知り合いを発見しました。
終演後は近所のベトナム料理屋に行って、話を聞くことができました。
なかなかの偶然です。あっちに行ったりこっちに行ったり。

日常に復帰しています。

8/26(火)重版出来!

2025年8月26日 Posted in 中野note
来たーっ!

『少女仮面』公演を終えて、日常生活に復帰しています。
そのさなか、ひび割れて見づらくなったケータイの防護ガラスを
リニューアルしに横浜駅のヨドバシカメラに行きました。
ついでに本屋に寄ると、好きな本ランキング1番の岩波文庫が重版されて
いるではないですか。

ヴェルギリウス作『アエネーイス』。
1976年に初版されて以来、今回が7版目だそうです。
自分はこれが好きで、好きで、1990年代の版と2000年代の版を
持っているにも関わらず、また買ってしまいました。
そして、また読み始めている。

天からのプレゼントのように感じています。
今日はもうこれで、言うことありません!

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8/25(月)今日はかたづけ

2025年8月25日 Posted in 中野note
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今日は午後から集合して、皆で片付けを行いました。
運送会社さんのトラックを迎え入れて積み下ろしをし、
皆で舞台美術や資材を収納したり、衣裳・小道具のケアにあたります。

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洗濯は朝のうちからコインランドリーに持って行ったので、
それらを片っぱしから干しつつ、洗濯機で洗えないものは手洗い、
あるいは消毒を行いました。ドラッグストアにムシューダを買いに行き、
カビや虫がつかないよう丁寧に仕舞い込みました。

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いつもは、ひとつの演目が終わると解体するものは解体し、
廃棄してしまうのですが、この『少女仮面』にはこれからも上演を重ねて
いく可能性があります。ですから、保全と収納を丁寧にして、
再会を期しました。その分、廃棄物は少なめで、それらはゴミの日に
コツコツ処分していくつもりです。

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作業の合い間に、声が枯れていた津内口の喉が一日でかなり回復
しているように感じました。そういえば、稽古中から続いてきた自分の
背中の痛みもだいぶとれています。事が終わって気楽になると、
案外、身体が治っていくもんだ、やれやれ、と話し合いました。

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まだ事務的な事後処理が残っていますが、集まった座組での一連の作業は
これでひと段落がつきました。うちは実家に預けていた子どもたちが帰ってきて、
4人での生活も再開します。


8/24(日)同期の桜組も最終回

2025年8月24日 Posted in 中野note
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今日は同期の桜組の最終回。全体の千秋楽でした。
朝にルーティンの散歩をして、必要な買い物をする。
それから1週間お世話になった渋谷の氷屋さんにドライアイスを取りにいき、
11:00に劇場入りしました。

11:30から、劇終盤、甘粕と春日野の場面を稽古して、仕上げとしました。
12:30から歌練習。13:20から開場。

14:00からの公演では最後の力を絞り尽くし、93分間の上演を終えました。
去年は105分かかっていた上演に活き活きとした推進力を得たいと考えて
きました。単に時間が短ければ良いというのではなくて、俳優たちが
次のせりふ、次のシーンを狙って飛び掛かっていくような上演を目指し、
特にこのチームのメンバーはこれを体現してくれました。

終演後は少しの時間、お客様とお話をして、同時にバラシがスタート。
ここにはニューウェーブのみの5人も合流し、全員で作業します。
私は機材の返却にも行きながら、エコー劇場完全退館の19:00を迎えました。
一緒に虫を追い払ったり、きめ細やかに公演をサポートしてくださった
エコーのスタッフさんと別れを惜しみながら、去年も行った居酒屋に移動して
25人で打ち上げました。

キックオフの懇親会ができなかった今回の座組にとって、
ここにきて初めての飲み会でした。個々別にはテーブルを囲んでいたでしょうが、
最後に、みんなと総括的な話ができました。『少女仮面』がどんな話だったか、
振り返ったり、子どものいるメンバーと子育てについてお互いのやり方を
語り合ったりしました。あっという間に21:30の散会となり、横浜に引き上げました。

せっかくルーティンができていたので、千秋楽の日も銭湯に行き、
現在に至ります。明日は大道具や衣裳をケアし、機材を収納します。
劇団員+有志のメンバーとハンディラボで作業します。
うちは実家に預けた子どもたちが帰ってくるために、彼らの夏休みも
迫ってきています。

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8/23(土)ニューウェーブの最終回

2025年8月23日 Posted in 中野note
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昨晩の休養を経て、今日は昼夜の公演です。気温は高め。
週末なので道が空いており、スイスイと恵比寿に着きました。
ドライアイスの購入先、渋谷の「富士氷室」に寄ってからエコー劇場に到着。

若手チームであるニューウェーブ組は今日のお昼で最終回です。
フットボールの試合で交代選手が全体に力と勢いを与えて局面が
変わっていくように、この組にのみ参加の5人が舞台に力を与えて
くれました。鍵山大和、麻生金三、宇野雷蔵、フジタタイセイ、木之枝棒太郎
の5人です。このうち、雷蔵くんのみ『鐵假面』に引き続きですが、
他の4人は唐十郎作品に初めて挑戦し、そのせりふや劇構造に親しんで
くれました。今や、せりふを言いこなして前に出ていく彼らに、単に一本の
作品を一緒につくったというだけでなく、作品に流れる考え方や価値観、
大袈裟にいえば生き方を共有できたという連帯感があります。

終演後、着替えやメイク落としを遅らせて、皆で記念撮影をしました。

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そこから夕方の全体が支度に入ると、自然と夜の同期の桜組の準備を
サポートしてくれ、先ほどまで自分たちが出ていた舞台を観てくれていました。
こんな風にふたつの組に分かれて公演に取り組むことはなかなか
無いでしょうか、その効能は絶大でした。これからも、少人数の劇場用作品を
仕掛ける場合は、同じ試みをしてみたいと心から思いました。

そうした仲間の支えがあって、夜は同期の桜組が3ステージ目を
行いました。ここに来て、特に大役を兼ねている津内口と米澤はひとつの役に
集中し、スッキリと舞台に向かっていきます。

ここに来て、「防空頭巾の女たち」隊の調子が上向きです。
舞台上での稼働時間が10分に満たない彼らには彼らのハードルがあり、
いかに短時間に集中するかという、代打やリリーフの難しさに通ずるものが
あります。今回は4人で編成したこのチームの4人の声がよく出て、
所作ごとが力強く進むと、終盤に最後のエネルギーが加わります。

明日で、全ステージを終えます。

8/22(金)今日はニューウェーブ昼公演のみ!

2025年8月22日 Posted in 中野note
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↑終盤、看護婦と甘粕が登場するところ

今日はニューウェーブ組の昼公演があるのみ。
唐ゼミ☆には休演日をとるほどの贅沢は許されていませんが、
しかし、1回の引き締まった公演をして、まだ明るい時間にフリーに
というのは、特にこの2週間をノンストップで走り続けてきたチームにとって
ありがたい休息となります。

現にこうして、このゼミログだって早めに書き始めることができています。

今朝は、そういう余裕のなかで起き出しました。
いつものように別の仕事をし、集合後の稽古箇所をおさらいし、
さらに先々のことを考えながらジョギングをしていても、
もう一息という勢いがありました。

が、一方で、津内口はキツい闘いを迫られています。
春日野と貝を交互に演じることはやはり相当な負担らしく、
せりふの分量は多いけれど音域が合っている春日野、
やや分量は少ないけれど、高音域を駆使しなければならない少女・貝、
という具合に、なかなかのハードワークなのです。

今日は何箇所か危ういところがあったものの、最後の劇中歌までやりきって、
彼女は病院に行きました。できる限りの治療をしてもらい、さらに沈黙を
厳命されて、彼女の声を次に聞くのは明日の歌練習時になりそうです。

こうした道を、これまで椎野や、すでに劇団をやめた禿恵が通ってきました。
津内口が奮闘する姿を、先に引けてきた椎野が「ここからだ、ここからだ」と
言いながら見ていました。そして当の椎野は「老婆」役がたのしいらしく、
公演終了後に飲みにいく役者たちの気持ちが初めてわかったそうです。
いつもボロボロになって帰途についてきた椎野らしいコメントです。

そして、今は津内口がそうした勝負を生きています。
「ボーイ主任」と「腹話術師」もかなりな負担だと思うのですが、
なぜか米澤は元気です。しかし、食事に無頓着な彼のこと、
食事トレーニングをしてした稽古場通いの日々からすると、
ちゃんと食べているだろうかと心配になります。

他の面々はよく舞台を務めて、あるチームは連れ立って食事に行き、
中には別の仕事に出かけた猛者もいます。とはいえ、すでに夜が訪れました。
休息を取り、明日のお昼、ニューウェーブが大いに気を吐いてくれるよう
祈ります。

なぜか、この土日のお昼はお客様がとても少ないので、
当日券がたくさん出ますようにとも、大いに切望しています!

8/21(木)ふたつのカーテンコール

2025年8月21日 Posted in 中野note
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↑これがお昼の同期の桜組カーテンコール

今日は昼夜で2回公演しました。
昼がA同期の桜、夜がBニューウェーブです。
本日より毎日、開演3時間前の11:00が私たちの集合時間です。

皆は11:00に集合して掃除を開始、私はドライアイスを買いに渋谷に行き、
さらに恵比寿駅ビルの駐車場に車を停めて、11:30に劇場にすべり込みました。
そこから、稽古開始。舞台終盤を引き締めようと、ボーイ①②がそれぞれ、
看護婦と甘粕大尉に扮して花道から乗り込んでくるところからを
テンポアップしました。

両組に違いはありますが、公演直前になって全体がスピーディになり、
1時間45分を謳っていた上演時間は1時間40分に短縮されました。

14:00より同期の桜組が開演し、15:40に終演。
お客様を送り出しつつ、ニューウェーブ組のみの出演者たちが合流。
皆で入れ替えの掃除をして、ミーティングもしました。
昨日がA組のみの稼働だったので、B組のメンバーは「よく休めた!」と
言ってやたら元気でした。一方で、たったいま公演を終えたばかりのA組は
明後日の夜が次の本番です。修正点を伝えて、送り出しました。

面白いのは両方出ているメンバーで、
椎野、津内口、米澤、赤松は別訳であるために切り替えを行います。
特に椎野の他の面々は重量級の役に切り替わるので、直前まで
アンサンブルを詰め続けていました。ここからは明後日の昼まで
3回連続B組。そうして集中できることは大いに助かるようです。

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↑こちらは夜のニューウェーブ組カーテンコール

19:00にニューウェーブが開演し、20:40に終演してお見送りと掃除、
終礼をして、22:00に劇場を後にしました。車の中で、横浜に引き上げる
メンバーと話をしながら帰るのは愉しいものです。
ハードスケジュールを押して出演してくれた木之枝棒太郎君がこの中に
おり、彼も加わって明日への作戦を練っています。

今日も銭湯に寄りました。明日は昼のみニューウェーブ組の公演です。

8/20(水)同期の桜も発進!

2025年8月20日 Posted in 中野note
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今夜は椎野を中心とする同期の桜組が初日を迎えました。
このチームは、去年7月に同じエコー劇場で唐ゼミ⭐︎版『少女仮面』を
初演したメンバーを中心としていますが、次の出演者が新たに加わり
ました。

老婆:三木美智代
水道飲みの男:佐藤拓之
防空頭巾の女:琴松蘭児、林一

また、劇団員の米澤剛志は去年は「水道飲みの男」でしたが
この組では「腹話術師」を演じています。
今回のキャスティングだと全員で13役あり、そのうちの米澤を含めた
5名が新しい役に挑んでいます。それなりに余裕なし。

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今日は電車の遅延に揉まれながら、11:00に集合して掃除から
作業を始めました。あとの流れは昨日と同じです。
13:30にゲネプロをして、初日本番は19:00に開演。
間の時間での稽古は、場当たりから1日空いた分、ニューウェーブ組
より時間をかけて行いました。アンサンブルの精度を高めるためです。

始まった本番では昨日よりも舞台も客席も雰囲気が柔らかく、
序盤からクスクスと笑いが起きました。一方で、終盤に少しもつれた
ところがあり、これは明日に稽古しようと終礼時にみんなと
話をしました。

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やる側にとって、今回の公演のおもしろさがすでに現れ始めています。
どちらかの組にしか出演しないメンバーに元気があり、ずっと出続ける
面々は疲労感に追いつかれないようにするために必死です。
特に津内口と米澤はどちらも大役につき、公演を重ねるなかで
当然のように朦朧とするでしょうが、貫くべきをどう貫くかが
見ものなのです。

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明日は、同期の桜、ニューウェーブの順で昼夜の公演を務めます。
前者に終盤のアンサンブルをもう一度整えて臨み、後者は、
同期の桜組を経ることで新たに加わった工夫を足します。

今日からは客席後方に余裕があり、当日券でのご来場を大歓迎します!

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8/19(火)ニューウェーブ初日

2025年8月19日 Posted in 中野note
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ニューウェーブ組が初日を迎えました。

今朝は早朝から横浜駅のドンキホーテに行き、殺虫ラケットを探しました。
微弱に流れる電流により触れた虫を倒すというアレです。
というのも、夜ともなればエコー劇場の入り口に大量の虫が集結するのです。
すぐ隣の渋谷川で発生した虫が電灯めがけて集まってくる。
そうすると、うちのお客様の行き帰りが不快になってしまいます。
ここはひとつ、ラケットをブンブン振り回してお迎えをお見送りを
しようと決意しました。緊張して迎える初日の朝の、良い散歩です。

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本日の動きは下記の通り。

10:30 劇団員集合
11:00 全員集合、朝礼、掃除、客席づくり
11:30 昼食とメイク開始
12:00 歌練習
12:50 カーテンコール確認
13:20 ゲネプロ開場
13:30 ゲネプロ
15:10 ゲネプロ終了
15:30 修正
16:00 受付準備、夕食、メイク開始
17:30 歌練習
18:30 開場
19:02 開演
20:42 終演
21:00 掃除
21:15 終礼、解散
22:00 退館


初日なので昼のうちにゲネプロも必要なのが難関です。
実質、本番2回。けれど、あくまで大切なのは夜の公演本番ですから、
声量をセーブしつつ、スピードを求めるよう役者を温存して行いました。

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今日はお客さんは満員で、私たちは小躍りして受付開始時間を迎えました。
初日なのでスタート時の受付には硬さがありましたが、同期の桜組の
皆さんも手伝いに来てくれました。
お客様対応が開場時間中に良くなっていきました。

劇団として初めて挑戦した指定席配券も上手くいきました。
去年、狭いロビーがごった返したり、暑い階段でお待ち頂かなければ
ならなかった反省をいかし、指定席と、チケットの事前郵送を行った
成果が出ました。椎野を中心に、琴松、かくたさん、三木香さんで
腐心してきた成果が実りました、劇を観てもらう前の環境づくりが、
どれだけ本番を助けるか。入口前で殺虫ラケットを振り回しつつ、
稽古後にずっとチケット対応してきたメンバーに頭が下がりました。

いよいよ本番です。
上演時間はせりふのスピードと段取りをよくして、
去年より5分ほど縮めることができました。実際には100分弱。
そこに、開演前の慌ただしさやカーテンコール後の挨拶を足して
105分弱になるよういう寸法です。

唐ゼミ⭐︎ではせりふのやりとり、所作ごとの因果関係をかなり
細かくつくりますが、それだけだとどうしても劇全体がもたつきます。
そこを、よく消化しながら回転をあげることで、劇全体が推進力を
持つよう皆で工夫してきました。それが実っています。

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一方で、今日は初日でしたし、特に序盤を司る主任役の米澤が硬かった。
客席を温め、あ、これは笑っていいものなんだ!という余裕を自然に
伝える方法について、終演後に話し合いしました。
これは一朝一夕に体得できないものですが、だからこそこの公演を通じて
米澤がマスターすべき呼吸です。

お客様をお送りした後は舞台と客席を掃除し、楽屋内で今日の反省点と
今後のスケジュール確認、ニューウェーブ組の2回目に向けた目標を
設定して解散としました。

個人的には。
ゲネプロの後に、雷蔵くんや木之枝くんと血糊の増強に取り組んだこと、
また、いつも駐車しているパーキングが満車で、恵比寿駅周辺を昼前に
さんざん彷徨ったことが印象的でした。初日は浮き足立つもの。
帰り、第三京浜を降りたあたりから急に眠くなり、気をつけながら
家に辿り着きました。

ニューウェーブ組のみ出演の何人かは、お酒を飲みに行ったようです。
こういうのも初めての取り組みですが、彼らなりに公演をたのしんで
くれています。両組を合わせて、全体に家族的な雰囲気があります。

明日は、同期の桜組の初日です。

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8/18(月)場当たりを終えて

2025年8月18日 Posted in 中野note
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長い一日を終え、横浜に引き上げてきました。
現在、帰りに寄った銭湯でこれを書いています。
椎野と、銭湯の近くに住む木之枝棒太郎くんも一緒です。

今日は、場当たり稽古を行いました。
照明との合わせを行うために、本番と同じように衣裳を着て
メイクし、通しで最初から最後までをチェックしていく稽古です。
2組あるので、当然、すべてを2回通す。
両方合わせて準備や休憩も含め、9時間かかりました。

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同時に、天井から砂が降る仕掛けや場面転換、
去年からさらに工夫しようと挑戦している仕掛けも発動し、
それらがスムーズに効果を発揮するよう工夫しつつ進行します。

せりふや所作は抑えめにして役者を温存しつつ、
一方で劇場と舞台に慣れさせようという狙いは上手く運びました。

そうだ。久しぶりに、今日からドライアイスを仕入れに氷屋さんに
通う生活が始まりました。渋谷の氷屋さんは今がかき入れどきで、
店の周囲にまで活気が充満しています。

出番の無い俳優たちは客席から舞台を眺めながら、
自分たいが逆の立場に立った場合にどう見えるのかを測っていました。

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限られた設備を駆使して、照明家の山崎佳子さんが必死に役者たちが
立つようサポートしてくれています。

明日は、集合を朝イチでなく昼前としました。
少しでも寝ることが今の自分たちには必要だからです。
11:00に集合して残りの作業とウォーミングアップをしたら、
13:30からゲネプロ、修正作業をして19:00の公演を目指します。
多くの新しいメンバーを迎えてつくったニューウェーブ組が
まず船出します。

エコー劇場の隣に流れている渋谷川。
異臭をあげていたヘドロがかき出され、すっかりキレイになりました。
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